Vita版2枚組の展開と衝撃
- 追記(2016/11/22)
- 本日発売となった「SDガンダム ジージェネレーション ジェネシス」ですが、「要メモリカード、3500MB(3.5GB)以上の空き容量」となっています。1枚(Card 2)は「インストール専用」になっており、ゲームの起動の前にインストール作業が必要です。公式サイトに「ゲーム開始手順」(Card 2のインストール方法)が記載されていますので、Vitaカード版で「起動しない」などの場合はご確認ください。
⇒ http://ggg.ggame.jp/spec/ (公式サイト)
今回の記事は「勢いだけ」で書いているので、章建てとかないし、いつも以上に乱文注意。
まぁ、そもそも普段通りに妄想記事って意味では内容が「乱れているっ!」って話だから注意も何もないけど。
で、本題。
まだPS Blogの方には情報が出ていないので「どういう形式になるのか」は判らないけれども、ゲーム情報サイトでこんなニュースが掲載された。
『SDガンダム ジージェネレーション ジェネシス』の発売日が11月22日に決定 (電撃オンライン)
このBlog的には注目したい所この部分。
価格はPS4版が8,200円+税、PS Vita版は2枚組の仕様で7,600円+税。
2枚組の衝撃。
とはいえ、Vitaでの「2枚組」の話題が出たのは今回が初では無い。別タイトルだがこんなニュースが今年の1月に出ていた。
たしかこちらの発売日は「11月17日」だったから、ほぼ同時期という事になる。なんか、Vitaのアプデも来るのかな?もしかして。
このBlog的には個別のタイトルがどうこうよりも、「2枚組」の実装の方を気にするワケで。
理由としては、過去こんな記事をかいていたから。
関連記事
- Vitaのゲームタイトル型番とカード容量 (2015/1/26)
なお、言うまでも無くVitaカードの容量が大きいと、単純にパッケージの値段も上がる事が考えられるので、ハイブリッド型の採用なんかが、事実的に進んでいって、8GBカード版なんてものは出ない・・・かもしれないけど。
- Vitaの4GB限界突破の対応と選択肢 (2013/10/21)
また、もうひとつの考え方としてVitaカードだけの「Disk1」とダウンロードとなる「Disk2」的な展開も可能かもと考えられる。
いずれも、Vitaカード2枚組は「無い」前提でハイブリッド型(Vitaカード1枚とダウンロードによる追加パッケージ的な方式)をイメージして書いていた。
今回、この時の記事の妄想に対して、ハッキリとした1つの答えが出たワケで。
ここから先はさらなる妄想。
1つのパッケージにVitaカードが2枚組で発売されるとなると、ホーム画面のアイコンの数やVitaには1つしかないVitaカードのスロットの使い方、メモリカードやセーブデータの扱いが気になってくる。
普通に考えて、現在のVitaカードはプレイ中に抜くと(抜けると)ゲームが強制終了してしまうので、ゲームプレイ中のカードの入れ替えは考えにくい。
セーブデータが共通で、ホーム画面のアイコンはVitaカードごとに別々(ゲームの起動は別々)っていうのも考えにくい。*1
PS4とのクロスセーブにも対応しているって事もあるし、(ゲーム途中で)「カードを入れ替えてください」的な動作になるんだったら、PS4版と作り込みの差異が生まれてしまうので、そんな手間をかけるとも思えない。そもそもVitaのDL版とも違うと言うのは考えにくい。
大容量と直接関係あったり無かったりだけど、今回の話と微妙に気になるタイトルを個人的に並べてみることにした。
タイトル | 発売日 | コメント |
---|---|---|
SDガンダム ジージェネレーション ジェネシス | 2016/11/22 | 2枚組として発表 |
この世の果てで恋を唄う少女 YU-NO | 2016/11/17 | (2枚組)ほぼ決まりの発言あり |
ワールドオブファイナルファンタジー | 2016/10/27 | 音声はDLCとして無料DL |
レコラブ | 2016/8/25 | Blue Ocean/Gold Beachの2バージョン |
マブラヴ | 2016/1/21 | オルタネイティヴと同時発売 |
アイドルマスター マストソングス | 2015/12/10 | 赤盤/青盤の2バージョン |
第3次スーパーロボット大戦Z 天獄篇 | 2015/4/2 | PS4/PS3とマルチ |
ラブライブ! School idol paradise | 2014/8/28 | Vol.1/2/3の3バージョン |
第3次スーパーロボット大戦Z 時獄篇 | 2014/4/10 | PS4/PS3とマルチ |
デカ盛り 閃乱カグラ | 2014/3/20 | DL専用で発売。Aパック、Bパックに分かれてた |
初音ミク -Project DIVA- F2nd | 2014/3/27 | エディタ機能をDLCとして無料DL |
FINAL FANTASY X/X-2 | 2013/12/26 | 2パッケージとして発売。セットのDL版あり |
戦国無双2 with 猛将伝 HD Version | 2013/10/24 | DL専用として配信 |
フォトカノ Kiss | 2013/4/25 | セーブデータが最大3GB |
ファンタシースターオンライン2 | 2013/2/28 | オンラインゲーム。日々容量増加中 |
METAL GEAR SOLID 2/3 HD EDITION | 2012/7/17 | 2パッケージとして発売。セットのDL版あり |
- 順番は発売日の降順
- 発売日には配信日および予定日が含まれています。
上記の中には別に2枚組にする必要は無く、戦略的な意味で複数に分かれていたり、分かれていなかったりといろいろあるので、あえて判明しているコンテンツ容量の情報は(誤解を生む為)書いていない。
とはいえ、この辺りの傾向を踏まえると、今回の「2枚組」も1枚は「インストール用Vitaカード」という可能性が一番高いと思われ、扱いも「Vitaカード版DLC」と言う感じになるのではないかと。*2
1枚目でLiveAreaまでは起動するが、2枚目がDLC扱いになっているので、(ゲーム自体の)起動は出来ないのではないか、と。2枚目を入れると、1枚目にアップデート等があった時と同じようにオレンジ色のダウンロードマークが出て、アップデートが出来るのではないか?と。もちろん、アップデート分はメモリカードにインストールされる。要メモリカード。空き容量は大事。*3
『それなら、別に2枚組にしないで「PSO2」と同じように、ダウンロードさせればいいんじゃないの?アップデートとして』
という考えにもなるが、Wi-Fi接続されていないVitaというのはまだまだ多く、その場合に買っても起動できないという問題が起きてしまう。また、Wi-Fiに接続されていたとしても、Vitaカード1枚分に相当するデータ量のダウンロードとなると、ユーザ毎に通信環境は異なる為、決して「そんなのすぐだよ」と言えない事情もある。
その為の2枚組。
今回の2枚組が今後他のタイトルでもどういう風に採用されていくのか、広がっていくのかは未知数だが、前例が出来たことは大きな前進である。
これは興味深い。
*1:Vitaはゲームの起動は同時に1つまでであり、この方式だとすると「いちいち終了させる必要」が出てくる。かなり手間だと思う。
*2:今後、この手の2枚組の場合にはパッケージの背面に「要メモリカード」と合わせて「○○GB以上の空き容量」などの記載が追加される可能性もあるかな?と。
*3:現在発売されているVita用メモリカードは「8GB」からなので、「ゲーム1本分(Vitaカード1枚分)」は最低でも入る想定なのかもしれない。以前は「4GB」が最低だったけど今は売ってないし。
*4:PSO2の場合は、そもそものゲーム内容が「オンラインゲーム」であり、Wi-Fi接続されているVitaであり、アカウント登録済みであるという前提があるので、現在のハイブリッド的な配信は事実上なんの問題も無い。メモリの空き容量的の点は除いて。
*5:そうは言うけど、アップデートは今時のゲームとしては普通にあると考えた方がいいので、基本的にはVitaはWi-Fi接続されている方が望ましいと思うけど。
Vitaタイトル配信時期とタイトル数(3.5)
前回はVita発売から丸4年経った去年の12月頃だったんだけど、半年経ったので。
まぁ、正直な事を言えば「他にネタが無いのよね」というダケの話なんだけど。
集計元は前回同様このブログ内の記事である「Vitaのコンテンツ容量一覧」としているため、信憑性の全くない個人趣味的な記事。
これまでと同じく、集計元はこのブログ内の記事である「Vitaのコンテンツ容量一覧」としているため、信憑性の全くない個人趣味的な記事。
集計元からピックアップしたのは2012年1月から2016年6月までに発売(配信)された「ゲーム:メモリカード保存」「ゲーム:Vitaカード保存」「オンライン専用タイトル」「ダウンロード専用タイトル」の4つのタイトル。学習用タイトルやアプリ、体験版などは含まれない。
あと、同一タイトルのベスト版や限定版などはこれには含まれないが、発売時期が異なる続編や完全版的なものや、内容の異なるバージョン違い的なもの、既に配信が終了しているものもこの中に含まれているので、結果的に若干水増しされている。
表の形式は前回を踏襲しようかとも思いつつ、形も変えれば見方も変わるかも?と、縦横を逆にしてみた。
Vitaタイトル配信時期 (上期)
年\月 1月 2月 3月 4月 5月 6月 半期計 前年
同期比2012年 3 8 11 5 2 11 40 - 2013年 5 10 12 8 6 9 50 125% 2014年 7 14 20 18 12 12 83 166% 2015年 12 16 21 23 17 15 104 125% 2016年 13 18 27 17 12 12 99 95% Vitaタイトル配信時期 (下期)
年\月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 半期計 前年
同期比2012年 9 9 11 5 7 8 49 - 2013年 2 7 8 12 10 20 59 120% 2014年 17 23 15 20 14 18 107 181% 2015年 25 13 16 12 25 30 121 113% 2016年 - - - - - - - -
なんで半期毎に分けるのか?というと、単純に「商戦的な意味で異なるから」で、何で年度じゃなくて年なのか?というと「Vitaの発売日が12月で(これを除くと)集計が楽だから」なだけで。
そういう細かいことは気にしない。
記事にしようと思ったのは、去年も同じことをしたからだけだったんだけど、こうやって並べてみるとちょっと気になる数字が1つ出てきた。表中の「赤字」の所。2016年1月~6月の前年同期比の数値。
「95%」である。
数値的には誤差のレベルで「横ばい」と言っていいんだろうが、1月から3月までと、4月から6月までで比べてみると、ちょっと違って見える。別表にしてみる。
Vitaタイトル配信時期 (上期、3ヶ月毎)
年\月 1~3月 4~6月 半期計 前年比
1~3月
4~6月2012年 22 18 40 - - 2013年 27 23 50 123% 128% 2014年 41 42 83 152% 183% 2015年 49 55 104 120% 131% 2016年 58 41 99 118% 75%
これまでの増加の一途をたどっていた「前年比」が、「2016年4~6月」はガクッと下がっているのである。
無論、決して少ないと言うワケではなく、むしろこれまで増えすぎていたという意味では、この傾向は今後の傾向を推測するのに面白い数字かもしれない。
具体的には、
- 1ヶ月に発売されるタイトル数が大体頭打ちになってきた
- 2014年までの上昇率がピークだが、この年はPS4が発売された年(国内)
- 2015年以降はPS4/Vitaのマルチタイトルが増え、開発期間がVita単独より増えてきた
など。
あくまでも想像の世界だけど。妄想の世界とも言う。
ただ、これを「減った」とみなすのか、「安定期に入った」とみなすのかで個人の評価は変わるだろう。
個人的にはPS4とのマルチで好きなタイトルも沢山出ているので満足はしているものの、「Vita専用タイトル」はもっと見たいと思っている。
Vitaというゲーム機を追いかけてきた身としては。
関連記事
- Vitaタイトル配信時期とタイトル数(3) (2015/12/17)
- Vitaタイトル配信時期とタイトル数(2.5) (2015/7/10)
- Vitaタイトル配信時期とタイトル数(2) (2014/12/17)
- Vitaタイトル配信時期とタイトル数 (2014/1/6)
- Vitaとコンテンツ容量の山と谷 (2013/12/5)
- Vitaのコンテンツ容量一覧 (随時更新)
SENアカウントとMy Sony IDのサインインID共通化
個人的にというか、このブログ的というか。やっと(?)まともに書ける!というニュースが出てきた。
My Sony ID、Sony Entertainment Network(SEN)アカウントのサインインID共通化のご案内
2016年6月28日(火)より、My Sony IDとSony Entertainment Network(SEN)アカウントで利用されるサービスにひとつのID(ご登録のEメールアドレス)とパスワードでサインインができるようになります。
My Sony IDと同一のEメールアドレスでSENアカウントをご登録の場合、My Sony IDで利用されるサービス(ソニーストア、アカウントサービスなど)の初回サインイン時に、共通化の案内ページが表示されますが、共通化はお客様の任意となります。
あぁ。長かった。ここまで来るのが長かった。
もともとは、それぞれのアカウントを管理している会社が(利用者側のブランドイメージ的には「どっちもソニーじゃん!」で同じでも)違っていたんだから仕方ない話で。
メールでアンケートが来るたびに「同じにして!」って書くぐらいしか出来なかったんだけど、やっと実現したのかと。感無量。
このブログ的には下記記事でこのアカウントに関する問題をピンポイントで取り上げたことがある。
今回の「ID共通化」は、あくまでも「認証」に関する部分だけで、ポイントについては別かも知れないので、「PSNポイントでゲームも書籍も!」って話がこれで解決したとはいえないかもしれない。そこはもう少し待つかもしれない話で。
今回の「サインインID共通化」とは直接関係ないが、今年の1月に社名が「SCE」から「SIE」に変わると発表があった時にこんな事を言っていた。
関連記事
- SCE、社名変更のお知らせ(4月) (2016/1/26)
大ざっぱにいえば「PlayStationのハードウェアとソフトウェア(ゲーム)のSCE」と「PSNとかPS PlusとかPS StoreとかPS NowとかPS Videoとか、ネットワークとコンテンツのSNEI」が統合するという話なワケで
こういう統合が進んでいることへの確実な一歩って感じ。今回の話はむしろこれよりさらに先の話なワケだし。
うれしい。
これ、この先を妄想するとこんなことがいろいろと出来るようになるかもしれない。
- ゲームを購入した時の初回特典でReaderのデジタル書籍(アートブック)が手に入る
- ゲームを購入した時のPS Store特典として「オリジナルサウンドトラック(MP3)」がダウンロード出来る
- デジタル雑誌の付録としてPS Videからビデオがダウンロードできる(レンタル)
- PS Videでビデオをセル購入すると特典としてゲームとかコンテンツがもらえる
- Sony Storeでゲーム機やパッケージを購入した際にPSNポイントが貰えるようになる
- 逆にPSNポイントで(特典付きの)パッケージ版を買う事が出来るようになる
- PSNポイントでゲーム機の周辺機器やアクセサリ(物理的なもの)なども買えるようになる
- PS Plus会員は定期購読誌としてReaderのデジタル書籍がダウンロード出来る
などなど。今、適当に考えて書いたので、ホントにできるかは全く確証ないけど。そもそも妄想だし。
とはいえ。この妄想にもちょっといろいろ無理がある。
1つは「現状、PS4 には Reader アプリが無い」と言う事。
PS4は据え置きゲーム機なのでそもそも電子書籍なんて読むか?というと、若干自分としても弱い。ただ、アートブックなどであれば、テレビで見れたりすると結構うれしいかも知れないと思う。Vitaに関してはReaderがあるからデジタル書籍などのコンテンツにも意味は出てくるけど、全てのPS4ユーザーがVitaはもちろん、スマホなどをもっているとは限らない。
2つ目は「現状、日本には PS Music 的なサービスが無い」という事。
以前は「Music Unlimited」もあったが、今は終了している。海外では名前を「PS Music」に変え、提携先も変えることでサービス自体は残っているが、こういう事が出来そうな音楽に関するコンテンツ配信は事実上無くなっているのだ。
PS Storeでは PS Vide として動画は扱っているが、音楽のダウンロードは出来ない。VitaにもPS4にも音楽を再生するだけの機能(ミュージックやメディアプレイヤーという意味)はあるにも関わらず。
3つ目は「現状、PS4 は nasne連携が弱い」という事。
Vitaはバックアップ先としてnasneを利用出来るし、そもそもnaspocket等を使えばメディアサーバー的な使い方も出来る。動画や音楽をそこに入れておいて再生出来る。だが、PS4は「torne」しか事実上 nasne には対応していない。 PS4については、「torne」での番組再生か、メディアサーバー的な使い方として「メディアプレイヤー」でDLNAコンテンツの再生ができるが、各種コンテンツのバックアップなどには対応していない。*1
そして、残念ながら nasne は日本市場専用であることから、世界市場が現在主となっている PS4 において、そこの機能強化はあまり望めない(対応するとしても後回し)と言う事で。
他にもあるけど、目先で気になるのはこの辺り。もちろん、私が勝手に気になっているだけで、そもそも問題じゃないというか勘違いしている可能性もある。
なんにしても、今回のニュース自体はうれしいことなので、素直に喜びたい。
- 追記(2016/6/29)
- 6/28のメンテナンスを終えて、公式サイトで具体的な移行パターンの情報がリリースされていたので、以下リンク。
⇒ Sony Entertainment Network(SEN)アカウント、My Sony IDのサインインID共通化のご案内 (公式サイト)
*1:2016.8.9 コメントを受けて、一部修正。
初めてのVitaはちょっと判りづらい?
2週間ぶりぐらいの更新。
このブログ。特にアクセス解析とかそういうツール類は一切入れていないので、はてなブログの標準で入っている「簡易アクセス統計」ぐらいしか使えない。で、それを見ていて気付いたことがあったので、更新してみたり。
と言っても、結局は「簡易アクセス統計」。判る情報は下の表ぐらいの内容しか無い。
当ブログの検索サイト別アクセスページTOP5
ページ Yahoo! 公開日 Vitaだけが原因じゃないネットワークエラー 11% 20% 2012/5/10 VitaとPS4とセカンドスクリーン 6% 4% 2014/2/24 Vitaの「アカウント管理」 4% 7% 2012/3/7 Vitaの「バッテリー切れ警告」 4% 5% 2012/2/13 Vitaとダウンロード版とパッケージ版 3% 5% 2012/1/27 全体割合 73% 19%
- 注意)具体的なアクセス数は判らないので表の並びはおおよその順番です
- 注意)集計期間も具体的には判らないのですが、2016/6/9 10時頃の集計結果です。
気になる所って何さ?って話としては、
「PS4の話以外、2012年の前半の記事じゃん・・・」
(Vita発売からまだ半年ぐらいしか経っていない頃の意味)
って事。
いうなれば、これらが「このブログのメインコンテンツ」ともなるわけで、未だVitaがVer.1.6xぐらいの時期(今はVer.3.60)の、記事としては古すぎるだろう!という、正直このブログって(今が2016年6月って事を考えれば)ここから4年更新していなくても良かったんじゃね?ってぐらいの衝撃で、一種の自己否定結果が出たと言うか。
ただ、気を取り直して「主に検索でヒットしているページ」と言う事から推測し、あくまでも個人的な決め付けというか妄想としてこの傾向を考えてみると、つまりこれって、
「Vitaは最初の導入としての使い方が結構判りづらい」
という事なのかもしれない。(判らない人の方が判る人より割合が多いと言う意味では無いが、判らない人が検索してきていると言う事は想像出来る。そもそも判る人はわざわざ検索なんかしないだろうし)
「アカウント管理」は、まさに初めて使う人が悩むところだろうが、PS3やPS4とは(携帯ゲーム機であるがゆえとして)管理や考え方が違う所はあるし、公式サイトだけでは判らない事も確かにあるだろう。このページが今なおこの位置にいると言う事は、新たにVitaを手に入れた方が最近でもそれなりにいると言う事の裏返しでもあるとは思う。Vitaユーザーが増えることは素直にうれしい。
個人的に意外だったのが「バッテリー」の話。そんな検索する様な内容なのかな?と思うものの、単純に「この手の話を書くブログって他に無いからかも」という気がする。でも、使ってれば気付くことでも、使い始めた直後は不安になる事もあるだろうから、そういう方が検索しているのかもしれない。
「ダウンロード版とパッケージ版」についても、PSPからVitaに乗り換えた人などだろうか。最近では、PS Plus のフリープレイや、頻繁に行われる PS Store のセールやキャンペーンなどでダウンロード版を手に入れる方も増えてきていて、今になってこの辺りの疑問にぶつかった人も居るのかもしれない。Vitaはこの辺りの仕組みがPSPの頃とはずいぶんと違うし、かなり判りにくいのは確かだと思う。
そして、「ネットワークエラー」については、(Vitaの話題しか殆ど書いていないこのブログとして)「Vitaとは関係ないってタイトルに書いてあるページ」であり、そもそも内容的にもVitaと直接関係の無いネットワークエラーについての考察・対応記事であるにもかかわらず、一番アクセスが多いって事で、如何にVitaをネットワークにつなげようとして「判らない」という人が多いのか?という話なワケで。
ネットワークはかくも罪深いものであり、ネットワーク依存型ゲーム機であるVitaはかくも業が深いと言えるかもしれない。書いている自分でも意味が判んないけど。
とまぁ、そんな感じでまとまりも無ければ落ちも無く。
これでこのページの情報が不明点の解消の一助になっていればいいんだけど。検索ノイズじゃなくて。そっちの可能性の方が高いけど。
なお、Vitaの公式ページには「はじめてのPS Vita」っていうページもあるし、記事でネタにしたこともある。
はじめてのPS Vita (公式)
関連記事
- VitaとPSPの世代交代時期 (2) (2012/11/9)
こういう公式のページがある事も一応紹介して終わっておこうかと思う。このページに何かのはずみでたどり着いた人のために。
予約DL販売と店舗販売とクーポンDL購入と
2ヶ月程前の話。とあるキャンペーンがPS Storeであって結構慌てたことがある。
まぁ、慌てたは言いすぎではあるが、驚いたと言う方が正解か。そして、それから「PS Storeのキャンペーン」についていろいろ考えることになったのが、この記事の趣旨。今回、Vitaは殆ど関係ない話。タグも付けないし。
事発端は "PS Store" 公式の、このツイート。
- 注意)メッセージ内容は抜粋です。
あ、驚いたってあれでしょ。「20時間限定」って所でしょ?
まぁ、それはそうなんだけど、そこは別に今回の趣旨ではなくて。
ではどこか?というと、これが告知された「日付」というか「曜日」である。
「2016年3月9日 (水)」
この曜日を覚えておいてもらいたい。
そして、日は少し流れて、さらにある日。PS Storeからメールが届いた。
メールなので人によっては受信した時の誤差はあるだろうけれども、私が受け取ったのは「2016年3月25日 20時頃」だった。
「2016年3月25日 (金)」
この曜日を覚えておいてもらいたい。
そして、さらに日は少し流れて、ある日。LINE限定でこんなニュースが流れた。
「プレイステーション」LINE公式アカウント
GWにありがとう ゲームウィークで行きましょう!15%OFF
利用可能期間 2016年4月25日(月)~2016年5月8日(日)まで
- 注意)メッセージ内容は抜粋です。
LINE限定なので見た人は限られるかもしれないが、利用可能期間の記載の通りである。
「2016年4月25日(月)」
この曜日を覚えておいてもらいたい。
・・・「覚えておいて」と言っておきながら、下で表にする。前言撤回。覚えて無くても安心サポート。
私が気付いたものはこれだけで、他にもあったかもしれないが、これを並べてみて気付いたことがある。
- キャンペーンの開始日は「木曜日に限っていない」こと
- でも、翌となる木曜日は必ず含めていること
- 3種類の告知媒体を使い分けていることから、これは事実上のリサーチと思わること
3番目は個人的に結構興味深いのでいろいろ掘り下げたいところだが、今回の趣旨はどちらかと言えば1番目と2番目の話。
PS Storeが店舗販売(販売店)を気にしていると読み取れたからである。勝手な思い込みかもだけど。
どういう事かは順序立てて説明したい。(無駄に長文だけど)
最近 PS Store ではダウンロード販売が伸びてきている(という決算収支報告的な話がある)という事情と合わせ、「ダウンロード版の予約」と言うのもメジャータイトルでは結構普通に、早いものでは一ヶ月も前ぐらいから始まっていたりする。
その「ダウンロード版の予約」も単なる購入者特典としてのDLCではなく、「事前ダウンロードによる0時プレイ開始」が一つの特典(メリット)になってきており、これがまたある意味でダウンロード販売が伸びてきている理由の一つだろう。
販売店は営業時間の関係で、(ダウンロード版の)0時プレイ開始が進み過ぎると正直販売数は落ちることになるだろう。
この為かシステム的な理由かはさておき、PS Storeでは(事前ダウンロードにしたタイトルであっても)一旦ストアから消えて通常販売開始として並ぶまで購入はできなくなる。大体11時ぐらいまで。例外こそあるけれども、通常は「木曜日」に発売される。
そして今回の話。クーポンが配信されるのが「木曜日」ではなかったという事。そして、クーポンは「予約販売」では使用できないというデメリットがある。
この事から、以下の表の様なまとめが考えられる。
判りにくいかも知れないが、(販売チャネルとしての)「◎:主ターゲット」が時期によって入れ替わっていることが判る。
無論、これはあくまでも私の想像というか妄想による入れ替わりであって、本来なら販売数とか売上金額とかでちゃんと比較しなくちゃダメなんだけど、販売店でもなければパブリッシャーでもないんだからそれは知る由もない話で。
でも、クーポンが木曜日に配布されることは、たぶん今後もない(少ない)と思う。
発売日とクーポンの配布が同じになってしまうと、ダウンロード販売(PS Store)側にかなり寄ってしまう事になると思われるからだ。それでは、何の為に早い段階で「店舗予約開始」が行われているのか?という話になるワケで。ビジネスって難しいよね。
今回はそんな話。
まぁ、これだけ書いておいて、一番の問題は
「そもそもVitaのPS Storeはクーポンに対応していない」
って事なワケだけど。カート無いからね。対応して欲しいのに。かなりホンキで。
関連記事
- カートの無いVitaのPS Storeクーポン問題 (2015/1/20)
- Vitaでのダウンロード版予約配信開始。 (2013/7/11)
- ダウンロード版とパッケージ版と利益な話 (2012/10/23)