まさかの「ポケステ」復活?とよもやま話。
- 追記(2013/11/5)
- 以下の記事は妄想だったので、現実意的な点では「予想通り」というかVita用のアプリとして「PocketStation for PlayStation Vita」の配信が開始したようです。現在はPS Plus会員向け先行配信ですが、12/3に普通に配信されるようです。なつかしい。
⇒ あの「PocketStation®(通称:ポケステ)」がPlayStation®Vitaでまさかの復活! (公式サイト)
謎のトラックを追え!! (PlayStation.com)
突然に現れるのはラブストーリーだけじゃないんですね。驚きました。
公式サイトでまさかのPocketStation (通称:ポケステ)のティザーサイトが登場。ティザー広告という名の動画が見られるという自体に。これ、ホントに公道走ってたの?すごい見たかった!!!
まぁ、「ごくひ」だったんでしょうが。
さて、この動画の中で思わせぶりとはいえ(ネタバレ)、
2013.11.5
PocketStationに関する
重大発表があります。
と書いているワケで、これはもう期待するしかないという。
このサイトでも懐かしさ故にチラチラと話題にしてきたが、まさかこんな形で「ポケステ」がメインの話題になることがあろうとは思いもしなかった。
- めざまし同盟のアップデート (2012/12/18)
いまだに実家に帰るとポケステ捨てずにとっておいてあるし。電池切れしてるけど中に入っているのはトロのデータそのままで。
- 『週刊トロ・ステーション』のサービス終了に関するお知らせ (2012/11/16)
- Vitaに欲しい配信カレンダー (2012/8/14)
ちなみに自分は初代PSとポケステで遊べた「どこでもいっしょ」でポケピにはまった人なので、そういう意味でとても楽しみにしていた。
いや、マジで。
さて、本題。
ポケステの発売は「1999年1月23日」。一般的には初代PlayStationの「メモリカードの亜種」というか「周辺機器の1つ」という認識があるが、これはれっきとした「携帯ゲーム機」である。
比較してみよう。
初代PlayStationとPocketStationの比較
名称 PlayStation(初代) PocketStation(ポケステ) 備考 型番 SCPH-1000 SCPH-4000 発売日 1994年12月3日(大安) 1999年1月23日(大安) CPU R3000A
(32bit RISC)ARM7T
(32bit RISC)メモリ EDO DRAM 2MB SRAM 2KB フラッシュメモリ 128KBメモリ
(別売り)128KBメモリ
(内蔵)共用可能 サウンド 16bit ADPCM 10bit PCM 画面 なし。要TV 32×32ドット液晶ディスプレイ
(反射型モノクロ)ボタン PSコントローラー 操作4ボタン+決定ボタン 電源 ACケーブル ボタン型電池
(CR2032x1個)本体サイズ 185x260x45mm 64x42x13.5mm 縦×横×厚さ 本体重量 約1.5kg 約30g タイプ 据え置きゲーム機 携帯ゲーム機
発売日も伝統の「123」にあわせているし。
そう、誰がなんと言おうが、「PlayStation歴代最小のゲーム機」なのである。*1
そういえば、「PS Vita TV」の発表の時、わざわざ「歴代最小の据え置き機」としていて、みんな心の中で「ポケステがあるから歴代最小のゲーム機って言えないのか」とツッコミを入れていただろうと思うと、これもまた狙ってたのかと、少し悔しい。*2
あ、発売日についてはVitaは伝統から外れていて、「2011年12月17日(土) - 先負」だったりして、六曜の大安ですらない。なんか不吉にも見えるかもだが、一般的には
- 先負
- 「先んずれば即ち負ける」の意味。かつては「小吉」「周吉」と書かれ吉日とされていたが、字面に連られて現在のような解釈がされるようになった。万事に平静であることが良いとされ、勝負事や急用は避けるべきとされる。「午前中は凶、午後は吉」ともいう。
とされているので、「あわてずのんびりいこうぜ」ってなもんで。
おっと、話がそれた。
で、ポケステ。
マジメにこの発表の内容を根拠無く妄想してみようかと思ったんだけど、このサイトの主なネタがVitaである以上、Vitaと関連させて考えるので、かなり無理やり感がある。情報のない中、あまり無茶なことは書けないと思うので、軽めの妄想を。否、軽くない。
ポケステ復活の妄想
- カラー液晶の単独ゲーム機
- 携帯、スマホがない方も安心してプレイできる
- Bluetooth内蔵
- VitaおよびVitaTVとの連携・通信用。SENアカウントに紐付いた名刺データの交換も可能。USB接続前提は面倒だし
- バッテリー内蔵
- いまさらボタン電池はなかろうと
- モーションセンサー内蔵
- 歩数計等の移動量検知用。BluetoothによりVitaからも制御可能
- バイブレーション内蔵
- 目覚ましやミュート時の通知用
- スケジュール管理
- 時計内蔵でスケジュールアプリとデータ連携かつ表示、アナウンスが可能
- GPSレシーバ
- SkyHookが使えない場所での位置検知用かつVita未起動時の位置情報収集用。VitaTVでもこれがあれば位置情報を使ったプレイ(near含む)は出来る。
- PS4用ミニゲーム端末
- PS3/Vitaのゲームからミニゲームをインストールして持ち出せるアクセサリ
- PSアーカイブス対応用
- ポケステ対応タイトルが現状使えないことへの解決案。ポケステ互換モード
- 携帯外部メモリ
- ポケステが無線通信によるVitaのデータ連携用外部メモリとして利用可能(PSアーカイブスの)。PS+にPSとPSPのオンラインストレージがないが、これにより持ち歩いたり、セカンドスロットとして利用できる
- Vitaセカンドディスプレイ
- 再生中の音楽やラジオなどの曲名等の表示確認用。Vitaの画面を見なくても操作できたりする。
妄想すれば他にもありそう。
正直、めちゃくちゃ書いてると思ってる。あと、PS4に絡めてもいいけど、こと携帯ゲーム機的なものは日本市場以外ではほとんどはやらないだろうから、これも完全に日本向けなんだろうからPS4は深く考えないことにした。まだ先だし。
あえてWi-Fiは外したけど、深い意味はない。あっても面白いと思うし。Wi-Fi/GPSモジュールとかあるからそれでもいいと思うし、それがあればSkyHookの為にVita以上にWi-Fi位置情報を集められるだろうし。
で、これを書いていて「コレ」を思い出した。
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あったね、こんなのも。
なんにしても「PocketStationに関する重大発表」と告知している以上は、そこは疑いようもないワケで、何が出てくるのか非常に楽しみである。
ただ、普通に考えて「歴代最小携帯ゲーム機」というのは無理だよなーと思いつつ、そんな所も無茶を承知で期待してみたり。*3
*1:言い換えれば、「ストレージとして初代PlayStationと互換性を持った携帯ゲーム機」と言える。
*2:2013/11/1に更新された「PlayStation Vita TV」の公式サイトには「PlayStation史上最小」となっていた。まぁ、ポケステは「PocketStation」であって「PlayStation」ではないと言えばそれでもいいか。言葉遊びみたいなものだし。
*3:一般的に、株価への影響で好印象となる発表は「決算報告の前に行う」と考えると、この発表が「決算報告の後の11/1だった」という点で、期待しすぎない方がよいと思っていたりもする。余計なことだけど。