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Vitaで遊べるゲームの種類とタイトル数(2015年1月版)

ずいぶん前にこんな記事を書いたことがある。

今日の時点でVita発売から丸3年と1ヶ月ちょっと。前回の記事から約1年と1ヶ月ちょっと。

改めて言うまでも無く、この1年はずいぶんといろんなタイトルが発売されたワケで、改めて前回と同じような視点で記事を更新しつつ、対応タイトル数をカウントしてみることにした。


Vitaで動くのは5種類(+1種類)

今のところ、Vitaで動くゲームおよびアプリケーションの種類は大きく分けて5種類になる。ただ、VitaTV対応の有無についてはちゃんと別として考えた方がいい。

Vitaで動作可能なゲームの種類

Vitaタイトル
Vita専用に開発されたタイトル。動作モードの違いで、ゲームとアプリに分かれる。また、販売形態はパッケージ版とダウンロード版の2種類が存在する。VitaTVで動作するものもあるが、動作しないタイトルもこちらに含まれる。
VitaTV専用タイトル
VitaTV専用に開発されたタイトル。基本的にはVitaタイトルと同じになるが、Vitaでは動作しない。現時点ではダウンロード版のみで、パッケージ版は無い。Vitaで動作するものはこちらには含めない。
PSPタイトル
PSP用に開発されたタイトル。内、Vitaにて動作が確認されたものについてダウンロード版のみ利用できる。2014.6のPSP出荷終了を受けて新作タイトルは減少気味。Vitaでの動作確認はされていても、VitaTVで動作しないタイトルも数はそれほど多くはないが存在する。
PSアーカイブス
PS用(初代PlayStation)に開発されたタイトル。内、Vitaにて動作が確認されたものについてダウンロード版のみ利用できる。アーカイブスとしてはPSP/PS3等と共通なのでいずれかで購入していればVitaでも再購入の必要なくダウンロードできる。PocketStation対応タイトルの場合、「PocketStation for PlayStation Vita」(無料)をダウンロードすれば、アプリとして動作させることが出来る。(PSP/PS3では未対応の機能)
PCエンジンアーカイブス
PCエンジン用に開発されたタイトル。内、Vitaにて動作が確認されたものについてダウンロード版のみ利用できる。アーカイブスとしてはPSP/PS3等と共通なのでいずれかで購入していればVitaでも再購入の必要なくダウンロードできる。
PSMタイトル
PlayStation Mobile用に開発されたタイトル。VitaTVも一部タイトルは対応。2014.8よりAndroid対応終了発表済み。ガラケー時代のアプリの復刻となる「アプリアーカイブス」として2014.12から配信を開始中。

こんな感じ。(VitaTV分が+1)

説明だけ書くと「Vitaタイトルと、VitaTV専用タイトルを分ける必要があるの?」という気がするだろうが、これは実際のタイトル数で見てみると「明確に分けて考えるべきだ」と判ると思う。だって、実際結構違うんだもの。

対応タイトル数 (参考)

ついでなんで、上記5種類+1について公式サイト(http://search.jp.playstation.com/)で検索してみた。

検索条件となるリンクは一応参考として記載するけれども当然今後増えたり(場合によっては減ったり)するだろうからあくまでも参考として。また、あくまでも検索条件も目安なのでご注意。

Vitaで動作が可能なタイトル数(2015/2/3現在、未発売含む)

Vitaタイトル

1,002 タイトルのゲームソフトが見つかりました

VitaTV対応タイトル (VitaTV専用タイトルを含む)

712 タイトルのゲームソフトが見つかりました

PSPタイトル

891 タイトルのゲームソフトが見つかりました

PSPタイトル (VitaTV対応)

865 タイトルのゲームソフトが見つかりました

PSアーカイブス

738 タイトルのゲームソフトが見つかりました

PCエンジンタイトル

47 タイトルのゲームソフトが見つかりました

PSMタイトル

(未調査)


【注意】

  • 上記のタイトル数はあくまでも検索結果であり実際に動作するタイトル数を保障するものではありません。
  • Vitaタイトル、VitaTV対応タイトルについてはVitaカード版およびダウンロード版で同一タイトルが重複している場合があります。
  • 上記タイトル数については同一タイトルで販売形態(特別版やベスト版、体験版など)の違いによって重複して集計されている場合があります。

こんな感じ。

まとめ

前回から約1年。VitaとVitaTV対応のタイトルはずいぶんと増えた。

もちろん、前回同様に上の数字(タイトル数)は「パッケージ版」と「ダウンロード版」は別カウントになっているし、特別版、同梱版なども別になる。なので、単純な意味では全く使えない数字である。特にVitaタイトルについては。

でも、こういう数字はたまにチェックしておくと、今後の傾向的なものも見えてくることがある。


上の表では判りにくいので、過去と対比してみることにすると、

前々回 前回 今回 増加数 増割合
時期 2012/10/29 2013/12/13 2015/2/3 - -
日数 0 410 417 - -
Vita 240 542 1,002 460 85%増
VitaTV - 333 712 379 114%増
PSP 713 845 891 46 5%増
PSP(TV) - 817 865 48 6%増
PS1 647 670 738 68 10%増
PCエンジン 43 47 47 0 なし
  • PSMは除く

もともとPSPタイトルのダウンロード版が少ないという事を加味したとしても、この1年で(Vitaでプレイできる)「PSPタイトル」より「Vitaタイトル」が多くなったワケで、増分の傾向も顕著である。(累積からの増分なので割合の数値にはあまり意味が無いけど)

また、確認間違いでなければ「PSP」と「PSP(TV)」の今回の増分(タイトル数)がだいたい同じになっているという事は、この間に発売されたPSPタイトルは基本的にVitaTVでも対応していたという事なんだろう。一方、Vitaの方もVitaTV対応の方が割合こそ高いものの、増加数自体は差があるので、この辺りはVitaTV完全対応には程遠いし、そもそも無理なんだろうな?という感じ。


次回があるかはわからないけど、今回までの結果はこんな感じで。