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アクティビティー通知のON/OFFの意味

追記(8/21)
Ver.1.80において、通知設定の仕様が変更となっております。画面も変わっていますのでご注意ください。なお、通知設定については、「お知らせ」に移動し、[お知らせを表示する]、[PSボタンで通知する]、[音で通知する]に変更されました。

昨日配信された「Ver 1.66」。いろんな機能が追加になったりしているが、個人的に驚いたのは「起動画面でLiveAreaが更新されたアイコンが表示されるようになった」ことだった。

あぁ、そう。これ。これ、欲しかったんだよ。今まで「どれだよ」って思ってたんだよ。

ま、それはその程度の話なので置いておいて。

で、「Ver 1.66」。この機能の中で、少し個人的に注目している機能がある。人によっては、「何に使うんだよ」とか「意味あんのかよ」と思われるであろうこの機能。

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  • (設定)>[サウンド&ディスプレイ]に[お知らせの通知]を追加しました。
    • 新着情報があるときにメッセージを表示してお知らせするかどうかを、設定できます。

これ、地味に意味があると思っている。

そんなわけで、今回はこの話。今日は軽めで。いつも長すぎるので。

なお、例の如く言うまでもなく「個人の妄想」です。根拠も確証もありません。

フレンドのアクティビティーは邪魔か否か

そもそも、フレンドのアクティビティーが画面上に表示されるのは邪魔か?という話。

当然、プレイに集中している時に画面上にフレンドの名前が表示されるのは、現実世界に引き戻されることになるので、イヤ!という人も少なからずいるだろう。

ゲーム側で、事前にネットワークをOFFにし、この表示をさせないようにするものもいくつかあるが、今後オンラインに対応したゲームが増えていく中、現実世界にいちいち引き戻されたり、画面上のボタンを一部ではあっても隠してしまうことに、ストレスを感じる人はいないとはいえない。

この今回追加された機能により、このアクティビティーをOFFに出来る。

そういう意味で、ゲームプレイ中に画面上に表示されるメッセージに邪魔されることがなくなるという点で、ストレスがなくなる事で、喜ぶ人はいると思う。

でも、フレンドのアクティビティーが見れることも、単に自分が遊んでいるだけならストレスに感じるほどじゃない人の方が多いだろうし、むしろ「お、きたきた!」というのが判ってありがたいと言う人も居る訳で。むしろ、そういう人の方が多いんじゃないかな?フレンドがある程度いる人なら。

となると、そもそもこの機能ってなんか特別な機能なの?という話で。


録画環境の準備として

実は、話は2月に行なわれた「Ver 1.60」まで遡る。

この時、カメラで動画の録画が出来るようになった。このブログでも記事として取り上げた。

その時に、こう書いた。

先の例と同様、アプリ「ニコニコ」については4月に「動画投稿機能に対応する」となっていた。この準備が整ったと考えていいと思う。

と。

たぶんこの一環。この先にある「ゲームの録画」とも関係する話で。

自分はあまり時間が無いのでVitaの画面を直接撮影したプレイ動画や生放送配信などはチェックしていないが、あることは知っている。というか、ホントウはとてもみてみたい。

で、この動画で問題になるのは「画面の直接撮影」であるという事であり、画質的な問題だけでなく、画面操作をしてしまうことでのブレや指などによる画面の隠れが問題になっている。

そして、それ以上に問題なのがプライバシーの部分。

ネットワークがオンになっていると「フレンドのアクティビティーが通知される」という事だ。自分のではなく。

これ、何気に問題。自分のIDなら自分の責任になるし、ある程度コントロールできるけど、フレンドのIDが画面上に表示されるのは大問題。ましてや、フレンドに「その時間はアクティビティーを切ってくれ!」なんて言える訳もなく。

「表示したくない!」というのは、正直なところだろう。

今回のこの対応により、この表示をOFFに出来る。

また、この機能により画面を直接撮るのではない今後予定されている「ゲームの録画」でも使える機能になるのではないか?と考えている。


まとめ

もう、上で殆どまとめちゃってるんだけど、アクティビティーの表示をつけたり消したり出来る機能は、不要な人には不要な機能だろう。だが、システム側でOFFにできないのと、切り換えられるのでは全く意味が違う。

ましてや、どちらでも好みで変えられる方が、万人には受け入れやすいという事もあるワケで、今回の対応は「着々と準備が進んでいるな~」と考えられるものの一つ。そういう意味で、Ver 1.65 の発表があった時に、ちょっとワクワクしていたのだ。今回のバタバタで少し興ざめしたけど。

例の如く、

「それなら最初からつけておけよ!」

と、毎度の事ながら言われるんだろうけど、最初からあって意味があるか?は、別の話。サービスとして意味を成していない状態で、機能を提供すると混乱するだけだし、そもそもその部分を作りこむ手間も時間もかかってしまうことで、時期を逃してしまうことすらある。

また、最初から機能が盛りだくさんだと、使いこなすことが出来ずに「器用貧乏」になることも多い。また、システムが複雑化して何か問題が発覚した時の影響も大きくなることもある。

最初の機能は限定的で、それの安定性などを図りつつ、出来そうなところから機能を予定にそって追加していく。

それ自体は別に「最初からやっておかなかったことを批判されるほどのことではない」と、思っている。

今回のバージョンアップ、特にタイトルのこの件については、そういう意味があるのかも知れないなーと、妄想をしたものである。