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ReaderとPlayViewのダブルシフト体制

普段あまりゲーム系ニュースサイトのリンクよりも、公式サイトへのリンクを行うようにしているが、公式サイトで情報が出なかったり、遅くなる様な記事というものは中には存在する。

新作ゲームやイベント情報の告知とかだと数日待たずとも数時間でニュースサイトから遅れを取っても公式サイト側が更新されるのが普通な昨今とはいえ、その辺りは事実として仕方が無く。

という言い訳で書きつつ、ちょっと気になる記事を見つけたので紹介する。

【GTMF2013】ソニー・コンピュータエンタテインメントが紹介するPlayStation向け最新テクノロジー-PS4・AR・脈動検出・PlayViewなど

「GTMF」とは、「Game Tools & Middleware Forum」の事。このイベントの公式サイトはこちら。

ゲーム開発者向けツール & ミドルウェアの総合展示会 Game Tools & Middleware Forum 2013

大阪と東京でそれぞれ開催された。

一般の人が参加する様なイベントではないので、内容もかなり技術的だし、新作ゲームが発表される訳でもなく、あまりニュースにはならない。


でも、今後どんなゲームが登場するのかな?どういう技術で流れが出来て来るのかな?という観点でみると非常に興味深い。

ARの話だとか脈動検出だとか未来的でとても興味深い。深い深い。


しかし、今回はその話では無くてタイトルの件。「PlayView」について。


ニュースサイト(INSIDE)の記事から引用。

PlayViewはこれまで別のライセンスが必要でしたが、多くのゲームデベロッパに採用してもらうため今後方針を転換予定。PSのライセンスを所有する開発者には無償で開発ツールが提供されます。対応フォーマットはひとまずPS3/PSPで、提供時期は7月下旬からを予定。
※ 太字は筆者による

以前、こんな記事を書いた。

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コーエーがオリジナルコンテンツとして「Reader」向けに無料コミックを配信しているし、同じコーエーグループだけど、ガストも「PlayView」向けにコンテンツを配信している。PlayViewはPS3/PSPしか対応していないので、VitaではPSP版を見ることになるんだけど。

というか、「PlayView」はそもそもVita専用としては存在しないし、今後も対応の予定は今のところないだろうと思う。PS3は対応しているので、可能性はあると思うけど。

そう、VitaとしてPlayViewには対応しない(PSPでの対応)としても、Readerで対応すれば同じようなことは出来るのではないだろうか。

以前から「PlayView」の存在はえらい気になっていたんだけど、一部のメーカーに限られていてあまり横展開が無く、PSP用のコミック配信サービスは2012年9月に終了し、2012年10月にVita用の「Reader」が登場して。

先月ぐらいからはReaderでもゲームの攻略本なんかが新規配信として登録がいくつかされて来ていたりして。

だから「今後はReaderで行くのかな?」と思っていた。


でも、どうやら少し違ったらしい。私の考えは甘かったみたい。

Reader
現状紙媒体をベースとしたものを「電子書籍化したもの」(コミックや攻略本など)が対象。Readerはスマホとも購入情報は連携出来るのでマルチデバイスとしての対応。配信は電子書籍データのみ。
PlayView
紙媒体ではサポート出来ない動画や音楽なども含めた「マルチメディア化したもの」(設定資料集やゲーム進行に合わせた攻略情報など)が対象。配信は各デバイス毎に異なるアプリケーションとなる為、個別の開発が必要。

開発が必要だろうという事から、今後Vita版の展開もない(PSP版で済ませる)のかな?とも思っていたが、この話を見る限り「その可能性もある」と思われる。


このジャンルというか展開は今後も気になるな~と思った次第。


完全に自分の為のメモ。

追記(2013/7/25)
別なニュースサイトであるGamersで、より詳しいレポートがあったので、自分の為にメモ。いろいろ興味深い。⇒ http://www.gamer.ne.jp/news/201307240056/