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Vitaのタイトル数トップと配信と

PSVita COLUMN

「Vitaで一番タイトル数を出しているメーカーは?」

という質問があったら、誰だって直ぐに答えは判る。答えは「ソニー・コンピュータエンタテイメント」だ。日本だと"SCEJ"と略される事も多い。

そりゃ、Vitaの本体の発売元でもあるのだから当然といえば当然。世間一般的には「あたり前に頑張れ」とか言われているような雰囲気もあるが、数字的にはかなりの数がある。

ただ、その数には「アプリ」と呼ばれるものや、実質無料だったり低価格だったりする「ミニゲーム」なども含まれていたりするので、その数の多さに比べて、「ゲーム」としては目立ってないと思われてしまっているような気もするけど。

そんなワケで、今回はそのあたりの数字だけをコネコネして考えた話し。

アプリは全て "SCEJ" から

ここでいう「アプリ」とは、ゲームモードでは動かず、複数起動できるアプリケーションの事で、内容がゲーム的なものであっても、「アプリ」と呼ぶことにしている。代表的な例としては「Livetweet for PlayStation Vita」とか「facebook」とか。

現在までに配信されている「アプリ」については、全て「(株)ソニー・コンピュータエンタテインメント」がメーカー名になっている。

その数は「アプリ:8個」。

今のところ、SNSに関するものが多い。

個人的にはもっとツールっぽいものを増やして欲しいんだけど。まぁ、今後も出てくることは間違いないし、先日名前が変わった「PSM (PlayStation Mobile)」(前PSS=PlayStation Suite)が正式公開されるとだいぶ変わってくるのかもしれない。

冬・・・か。

ミニゲームと学習はほぼ独占。

ミニゲームとは、アプリとは異なり無料または低額(ここでは1000円以下)で発売されているゲームのことで、あえて判りやすいように「ミニゲーム」と呼んでいる。ただし、「サムライ&ドラゴンズ」については基本無料ではあるものの、内容的に「ミニ」とは言いにくく、またデラックスパッケージ版は4000円近かったので、ここには含めていない。

そして、学習/資格取得のタイトルについては言わずもがな。

で、この2つ。「ミニゲーム」と「学習」については、ほぼ独占状態。

  • (株)ハムスター     ミニゲーム:8個
  • (株)メディアファイブ     学習:6個

もちろん SCEJ もミニゲームを作って出していたりするけど、この2社についてはシリーズ化というか一貫した内容で出し続けているので、いろんな意味で興味深い。

というのも、この手の製品は少し前に流行った言葉でいう所の「ロングテール」に該当する商品で、その概念的には、

ロングテール (Wikipedia)

販売機会の少ない商品でもアイテム数を幅広く取り揃えることで、総体としての売上げを大きくするもの

と説明されるものである。まさに、数で勝負するジャンル。

まだ、Vita自体の発売から7ヶ月しか経っていないこともあり、その数自身は決して多いとは言えないが、それぞれ1ヶ月に1本(以上)のペースで出ており、後半年ぐらいすると「○○パック」みたいなまとめ売り(ダウンロード)なども出てくるようになるであろうことを考えると、ますます目が離せない。

スマホやパソコンの世界は参入会社数が多すぎて「どれを買ったらいいかわからない」というぐらい巨大化しすぎているが、Vitaについてはまだまだこれからの世界。(個人的な)注目度も高い。

何年かしたら、この辺りもいろんな会社が参加してくることになるのかも知れないし、そうなったらおもしろいのにな?と思っていたりする。

体験版提供率=48%

Vitaには比較的よく体験版が配信されるし、体験版が積みゲーと化すという点ではとてもおもしろい状況もあったりするんだが、ではどんなメーカーが体験版を良く出しているのか?という話し。

2012年7月10日現在。配信されている「体験版:31タイトル」。*1

「ゲーム:50タイトル」「ミニゲーム:15タイトル」という状況の中、「体験版配信比率:47.7%」な計算になる。

ほぼ2本に1本は体験版が出ているという状況は、2月頃に数えたときと大きく変わっておらず、未だに体験版を多く配信しているという傾向は続いているし、今後も続くのかな?と期待している。

ならば、積極的に体験版を配信しているメーカーはどこなのか!

という事も、調べようかと思ったんだけど、まぁ、これについては「いやだからまだ7ヶ月だし各社ともにタイトルなんて殆ど出てないだろう」という話しなので、集計はしませんでした。

気になる人は自分で調べてみるといいかも。

まとめ

改めてこの半年ほどを振り返ってみると、Vitaのゲーム販売、タイトル販売については今までと状況はだいぶ変わってきたな?という印象を受ける。

特に前段でも書いた「ロングテールな商品」や「体験版による初動以外からの集客」などは、今までより強固なものになってきていると感じられる。

これ、個人的にはすごくいいことだな~と思う。


まだそういう時期ではないからだとは思うが、そのうちPSStoreではもっと積極的に「キャンペーン」が行なわれるようになってくるだろう。

既存のタイトルを期間限定で価格を下げたり、複数のタイトルをまとめ売りしたり、価格据え置きだけどDLCのセットにしたり、過去作品の割引購入権をつけたり。

あ。全部もう、やってるか。キャンペーンの実施数が少ないだけで。


それにダウンロード販売だと廉価版とも呼ばれる「ベスト版」の意味は実質的には存在しない。それは単なる価格改定だ。そして、パッケージ版も含めるのならば、ベスト版を作ること自体がむしろコストアップになる可能性すら出てくるだろう。*2


Vitaに限っては。メーカーの販売戦略は、今までとは全く違うものになりつつあるのかな?


そんな事を感じたり感じなかったりした。

あいかわらずの妄想話し。

*1:モンキーボールは体験版を2種類出していますが、1つとして計算

*2:まだパッケージ版とダウンロード版の比率は「8:2」ぐらいとの話しも聞くので、まだまだパッケージ版の方が売れているんですけど、個人的にはダウンロード版はもっと増えると思っている。