完・PSアーカイブスのフリープレイと市場リサーチ
以前、下の様なタイトルで記事を書いたことがある。
関連記事
- PSアーカイブスのフリープレイと市場リサーチ (2014/1/20)
- 続・PSアーカイブスのフリープレイと市場リサーチ (2014/5/24)
これまでの自分のブログの傾向としては2つ目の記事が「続」なら、3つ目の記事は「続々」とする感じだったんだけど、今回の話のテーマとして「続々」は無いよね・・・って事で、「完」としてのお話。
おさらいとして、前回(2014/5/24)の記事の表を以下に抜粋というか再掲する。
PS Plus フリープレイ(PSアーカイブス)配信時期一覧
配信年月 タイトル数 期間累積 終了時期 備考 2013年6月 123 123 ~2014/6 夏のPlus祭 2013年7月 10 133 ~2014/7 2013年8月 13 146 ~2014/8 2013年9月 15 161 ~2014/9 秋のPlus祭 2013年10月 12 173 ~2014/10 新型Vita発売 2013年11月 11 184 ~2014/11 VitaTV発売 2013年12月 9 193 ~2014/12 冬のPlus祭 2014年1月 12 205 ~2015/1 2014年2月 69 274 ~2015/2 2014年3月 0 274 (配信なし) 2014年4月 6 274
+5~2014/6 ※1、※2 2014年5月 0 274
+5(配信なし)
2013年6月に突如始まった「夏のPlus祭」で、PSアーカイブスは「フリープレイ(ゲームアーカイブス)」として一気に配信され、以後約9ヶ月に渡って追加されていたが、2014年2月に大量に追加されたのを最後に以後は新規の登録は行われていない。
このすぐ後、2014年3月に「フリープレイに関する記載内容」(前述の関連記事参照)が出て、サービス内容が変更になって、つまりこのリサーチはこの時点で一応の目的を遂げた・・・と考えている。
最後の69タイトルは、もともと12ヶ月でやる予定だった最後の3ヶ月分(か、その先も考えていた可能性もある)をスケジュール前倒し一気に放出したものだと考えている。たぶん、当初の計画では「春のPlus祭」(2014年3月?)も予定していたんだと思う。新型Vita(PCH-2000)やVitaTV(VTE-1000)の発売のちょうど前後に挟んだ様なキャンペーンだったんだし。
今、PS Storeの「フリープレイ(ゲームアーカイブス)」のリストをのぞいてみると、まさにこの時に配信された最後の69タイトル(上記表の「赤字」の部分)がそのまま残っているだけであり、これの期限も(各タイトル内に明記は無いが)あと僅かなんだろうと思う。最近の傾向として中旬ではなく、各月第一週目に更新されているから今月いっぱいぐらいかもしれないけど。
今後、この時の様な大盤振る舞いというか、思い切った放出はたぶんしばらく無いだろう。
無論、この期間に行われた「夏のPlus祭」「秋の・・・」「冬の・・・」と続いた各キャンペーンは、PS Plusのユーザ数の拡大が第一目的だったとしても、新作タイトルではない10年以上も前のタイトルであるゲームアーカイブスでユーザ数を大幅に増加させることは、牽引力としては決して強くは無かったであろうことを考えると、やはりこのキャンペーンでの「フリープレイ(アーカイブス)」は「リサーチ」だったんだろうな、と考えている。
もし、「ゲームアーカイブス(フリープレイ)」に新規顧客獲得としての牽引力があるのであれば、今でも毎月何らかのタイトルを入れていても十分に意味をなしていただろうし、同じタイトルであっても周期的に繰り返すことに意味はあっただろうと思うワケで。
で、結局この記事で何が言いたいのかというと、
- 「フリープレイ(ゲームアーカイブス)」はたぶん今月で終了だよ!
- そしてもう「PSアーカイブス」はフリープレイには来ないんじゃないかな?
- だから「続々」は来ないので、タイトルは「完」にしたんだよ!
- 次にやるとしたら(Vita向けに)PSPタイトルかなーという気がする
- そういえばPSPのフリープレイ配信は「2014年7月」を最後に途絶えているから、そういう動きがあっても面白いかも!
という程度の妄想だったりします。
妄想です。いつも、の。
根拠のない、いつもの。
- 追記(2015/2/19)
- 残っていた「フリープレイ(アーカイブス)」の69タイトルについても、昨日(2/18)にフリープレイとしての配信が終了した事を確認しました。今後の再配信の可能性については判りませんが、このテーマとしては一応終了かな?という気がします。