Vitaの「PSボタンランプ」
2月8日に公開された「システムソフトウェア Ver 1.60」から、「PSボタンの点灯パターンが変更」された。
今まで使ってきた人は慣れてきた中で、この変更は戸惑う部分もあると思うが、これから買う人にとっては、これでとりあえずはいい様な気が個人的にはしている。
今回からのパターンについては、詳しくはPlayStation.comのQ&Aを見てもらうと判りやすい。
PS Vita のPSボタンが常に青色に点灯して消灯しない (PlayStation.com)
システムソフトウェア Ver. 1.60 より、PS Vita の電源が入っている状態で常に青色に点灯するようになりました。 不具合ではありません。
ただ、今までとどう変わったの?という意味では、動作モードと充電状態から考えた方が判りやすい。
動作モード | 状態 | Ver 1.52以前 | Ver 1.60以降 | 備考 |
---|---|---|---|---|
起動中 | バッテリー使用中 | - 消灯 | ● 点灯 | |
充電中 | ● 点灯 | ● 点灯 | ||
充電完了 | - 消灯 | ● 点灯 | 電源使用中 | |
メッセージあり | ★~☆ 明滅 | ● 点灯 | メニューで確認 | |
バッテリー警告 | (変化なし) | (変化なし) | 画面警告後、強制スタンバイ | |
スタンバイ | 移行中 | ★/☆ 点滅 | ● 点灯⇒★/☆ 点滅 | 点灯は数秒継続 |
バッテリー使用中 | - 消灯 | - 消灯 | 電源断と同じ | |
充電中 | ● 点灯 | ● 点灯 | ||
充電完了 | - 消灯 | - 消灯 | 電源断と同じ | |
メッセージあり | ★~☆ 明滅 | ★~☆ 明滅 | ||
処理実行中 | ● 点灯 | ● 点灯 | (注1) | |
電源断 | 未充電/完了 | - 消灯 | - 消灯 | |
充電中 | ● 点灯 | ● 点灯 | ||
起動不可 | 低バッテリー残量 | ★/☆ 点滅 | ★/☆ 点滅 | 点灯まで放置 |
- (注1) 特に何も操作していないのに突然「PSボタン」が点灯することがあります。これは、スタンバイ中にnearやLiveAreaの更新などで、画面非表示のままバックグラウンドで処理が行なわれた時で、一時的な点灯です。処理が終わると「スタンバイ・移行中」と同じ状態になり、その後また他のスタンバイ状態に戻ります。
たぶん、だいたいこんな感じだったハズ。前の状態はもう確認できないけど。
今回の変更では、「起動中は常時青色で点灯」になったという事がポイント。充電中の区別が付かなくなったのはちょっと残念だけど、有機ELの画面はバックライトが無いので、画面が真っ暗だと「起動中なのかスタンバイなのか電源断なのかが見分けつかなかった」という点では、今回の変更は「少なくとも起動中かどうかは判る」という形になったらしい。
PSPの電源ランプ(LED)に比べると、かなり大きいのでプレイ中に常時点灯なPSボタンがやたらと目立つという弊害はあるけど。
あと、起動中にメッセージがあった場合は「メニュー画面に戻って通知を確認する」形になった。
起動中にバッテリー残量が減少してきたときの動作が書いてないので、後日確認してみようかと思います。(結構時間がかかるので昨日は確かめなかった)
- 追記(2/13)
- バッテリー切れ時の動作についても確認しました。上の表も追記してあります。(記事参照⇒Vitaの「バッテリー切れ警告」)
- 追記(3/25)
- スタンバイ中の「処理実行中」(点灯)について内容を追記いたしました。
ちなみに今までは「いきなりスタンバイモードに移行する」でしたので、バッテリー残量が減ったことをPSボタンでは通知してませんでした。