Vitaとニコニコの「行ったぜ!100万!ダウンロード」
個人的にちょっとメモ。
PS Vita用アプリ“ニコニコ”が配信開始から3年弱で100万ダウンロードを突破
“行ったぜ!100万!ダウンロード 記念キャンペーン”特設サイト
PS Vita『ニコニコ』行ったぜ! 100万ダウンロード! 記念キャンペーンがスタート!
まぁ、特設サイトの方を先でもいいんだけど、個人的にキャッチーなタイトルは前者の方だったので。キャンペーンの方は興味のある方どうぞ!的な感じで。自分、PS4もクレードルも持ってますし。
そう。Vita発売の「2011年12月17日」からローンチタイトル(サービス)として配信されてきた「Vita用アプリ“ニコニコ”」が、「2014年5月29日」に100万ダウンロードを突破した!との事。経過期間としては「894日」。約900日でもいいけど。
100万件を900日で割ると、1日に1,100件を超えてしまうので、これを多いと考えるか少ないと考えるか。まぁ、正直それはどっちでもいい。
この手の「ダウンロード件数」は、同一アカウントからの重複ダウンロードも累積的に加算されることが多い。なので、単純に「100万アカウント」と呼べるかどうかは判らないが、細かいことを気にしていても面倒なので今回はその数でいろいろ考えてみる事にする。
今年(2014年)の5月に発表された決算報告で「平成26年3月末の登録会員数は3,936万人、様々な特典が受けられる有料の「プレミアム会員」は223万人」と発表があった。
Vita版の「ニコニコ」アプリは言わずもがなで、ダウンロードにはSENアカウントが必要だし、利用するにはニコニコ動画のアカウントが別に必要になる。どちらももちろん無料だが、メールアカウントや会員登録が必要な関係で、必ずしも誰でもどちらのアカウントを持っているとは限らない。
なら、何が個人的にメモりたくなったのか?というと、実は3月に書いたこの記事にまで話はさかのぼる。
関連記事
- Vitaアプリの社名のこれこれ (2014/3/24)
Vitaアプリ一覧(配信日順)
アプリ名 配信日 社名 評価 ニコニコ 2011/12/17 ドワンゴ 14,711件 YouTube 2012/06/28 ソニー・コンピュータエンタテインメント 13,105件
なお、前回から70日経過した6月2日(本日)時点では、「ニコニコ:15,190件(+479件)」、「YouTube:13,738件(+633件)」と評価数はいずれも増えており、それぞれ1日に「6.8件」と「9.0件」評価が増えている単純計算。
配信開始時期が異なり、Googleのアカウント登録不要で利用が出来る「YouTube」のアプリと、先に書いた通り利用にはニコニコ動画のアカウント登録とPSN-IDとの紐付けが必要な「ニコニコ」の評価数の違いは、今後入れ替わると予想されるが、まぁ評価数なんてものを当てにしても仕方が無いのでその辺りは細かく触れないものの、この2つはVita専用アプリの中でも群を抜いて評価数が多いアプリである。(上記関連記事参照)
そういう意味で、Vitaに求められているものに「動画」というものは間違いなくあり、その具体的な数として「ニコニコの100万ダウンロード」という情報が今回出てきたという事になる。
PlayStation Vita (Wikipedia)
- 売上台数
- 日本 250万台以上(2014年3月)
なんて書いてある。この数字をどこまで信用するか?ではあるが、単純にこの数字を信用すると、Vitaの3台に1台以上の割合で「ニコニコ」も「YouTube」もインストールされたと考えることが出来る。(全員がアクティブではないと思うが、そもそも最初の”ダウンロード数”自体はそれも踏まえての数なのでここでは単純に考えておく)
提供しているサービス内容が異なるものの、同じ「動画」というジャンルである事から、ユーザ層の被りは多いと予測できるものの、どちらもオンライン専用のサービスである以上、Vitaについてはかなりの数がオンラインユーザーであると言っても良いことは間違いないと思う。少なくとも、アプリのインストール(ダウンロード)する為には、オンラインにする必要はあるワケだし。
Vitaの発売から30ヶ月。2年と半年。
この数字が早いのか遅いのか。その増加割合は今後上昇していくのか減少していくのか。
ひとつの節目の数字として、個人的にとても興味深いニュースだった。