VitaとPSPの世代交代時期 (3)
このブログ、基本的に特定のタイトルだとか売り上げとか販売台数とかはあまり話題にしない。
Vitaのハードウェアやシステムソフトウェア的に興味深い話があった場合は除き。それはまぁ、個人的にその辺りの話にはあまり興味が無いからなんだけど、今日は少し気になる話題があったので、記事紹介。
電撃 -【週間ソフト販売ランキング TOP50】
今週のソフト販売ランキング(集計期間:2014年4月21日~4月27日 ※推定販売本数は、すべてダウンロード版を含まない)は、PS Vita用ソフト『ソードアート・オンライン ―ホロウ・フラグメント―』が1位を獲得した。
あ、「ソードアート・オンライン」は買いました。Vitaの予約DLで。いや、決してYシャツが目当てだったとかそういう事じゃないから。違うから。
閑話休題。
で、何が気になったのかというと「このページの最後」の所。
「2014年度」ってことなので4月の合計値なだけで、あと11ヶ月もある訳だが、去年と比較すると言いたい事が判ってくれるかと思う。下の表は「前年同月」(1ヶ月分)と「前年度末」(1年分)
■ハード別 ソフト販売本数(集計期間:2013年4月22日~28日)
機種 2013年度
推定販売数2013年度
構成比(%)PS3 657,264 22.6% Vita 193,316 6.6% PSP 439,744 15.1%
もともと決算月である3月の先、4月と5月は発売タイトル数が少なくなる傾向がある。
そんな中、
- 去年は4月の時点でも年間通してもPS3とVitaの割合は変わっていなかった
- 今年は4月の時点でPS3と同程度の比率になっており、大幅な上昇が見られる
- 去年の4月はPSPとVitaの割合としてPSPの比重が大きかったが、今年は逆転どころか圧倒している
- そもそも去年の年度末時点の年間合計でもPSPとVitaは割合が逆転している
と。無論、たまたま今年の4月にVitaのタイトルが集中した*1という関係もあるだろうし、増税だなんだかんだで同じ4月でも前年とオサイフ事情も各家庭でいろいろ違うだろうからこれを持って結論といえる話ではないが、
なのは間違いないと思う。という印象。
市場規模がPS3と同程度とかの評価はまだ時期尚早だと思うし、PS3には2月に発売されたばかりのPS4っていう次世代機があるから単純には比較できないと思うし。そもそも割合だけ見てどうすんの的な話もあるし。
でも、VitaとPSPについての話題としては、年に1回ぐらいはこういうのもいっかーって感じで。
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- VitaとPSPの世代交代時期 (2) (2012/11/9)
*1:冒頭の「ソードアート・オンライン」についてはPSP版の前作超えを記録と言う状況なので、単月でみてVitaにずいぶん偏っているという事は否めないが、それを抜いても今回の結果は十分に意味のある数字だと思っている。