Vita版2枚組の展開と衝撃
- 追記(2016/11/22)
- 本日発売となった「SDガンダム ジージェネレーション ジェネシス」ですが、「要メモリカード、3500MB(3.5GB)以上の空き容量」となっています。1枚(Card 2)は「インストール専用」になっており、ゲームの起動の前にインストール作業が必要です。公式サイトに「ゲーム開始手順」(Card 2のインストール方法)が記載されていますので、Vitaカード版で「起動しない」などの場合はご確認ください。
⇒ http://ggg.ggame.jp/spec/ (公式サイト)
今回の記事は「勢いだけ」で書いているので、章建てとかないし、いつも以上に乱文注意。
まぁ、そもそも普段通りに妄想記事って意味では内容が「乱れているっ!」って話だから注意も何もないけど。
で、本題。
まだPS Blogの方には情報が出ていないので「どういう形式になるのか」は判らないけれども、ゲーム情報サイトでこんなニュースが掲載された。
『SDガンダム ジージェネレーション ジェネシス』の発売日が11月22日に決定 (電撃オンライン)
このBlog的には注目したい所この部分。
価格はPS4版が8,200円+税、PS Vita版は2枚組の仕様で7,600円+税。
2枚組の衝撃。
とはいえ、Vitaでの「2枚組」の話題が出たのは今回が初では無い。別タイトルだがこんなニュースが今年の1月に出ていた。
たしかこちらの発売日は「11月17日」だったから、ほぼ同時期という事になる。なんか、Vitaのアプデも来るのかな?もしかして。
このBlog的には個別のタイトルがどうこうよりも、「2枚組」の実装の方を気にするワケで。
理由としては、過去こんな記事をかいていたから。
関連記事
- Vitaのゲームタイトル型番とカード容量 (2015/1/26)
なお、言うまでも無くVitaカードの容量が大きいと、単純にパッケージの値段も上がる事が考えられるので、ハイブリッド型の採用なんかが、事実的に進んでいって、8GBカード版なんてものは出ない・・・かもしれないけど。
- Vitaの4GB限界突破の対応と選択肢 (2013/10/21)
また、もうひとつの考え方としてVitaカードだけの「Disk1」とダウンロードとなる「Disk2」的な展開も可能かもと考えられる。
いずれも、Vitaカード2枚組は「無い」前提でハイブリッド型(Vitaカード1枚とダウンロードによる追加パッケージ的な方式)をイメージして書いていた。
今回、この時の記事の妄想に対して、ハッキリとした1つの答えが出たワケで。
ここから先はさらなる妄想。
1つのパッケージにVitaカードが2枚組で発売されるとなると、ホーム画面のアイコンの数やVitaには1つしかないVitaカードのスロットの使い方、メモリカードやセーブデータの扱いが気になってくる。
普通に考えて、現在のVitaカードはプレイ中に抜くと(抜けると)ゲームが強制終了してしまうので、ゲームプレイ中のカードの入れ替えは考えにくい。
セーブデータが共通で、ホーム画面のアイコンはVitaカードごとに別々(ゲームの起動は別々)っていうのも考えにくい。*1
PS4とのクロスセーブにも対応しているって事もあるし、(ゲーム途中で)「カードを入れ替えてください」的な動作になるんだったら、PS4版と作り込みの差異が生まれてしまうので、そんな手間をかけるとも思えない。そもそもVitaのDL版とも違うと言うのは考えにくい。
大容量と直接関係あったり無かったりだけど、今回の話と微妙に気になるタイトルを個人的に並べてみることにした。
タイトル | 発売日 | コメント |
---|---|---|
SDガンダム ジージェネレーション ジェネシス | 2016/11/22 | 2枚組として発表 |
この世の果てで恋を唄う少女 YU-NO | 2016/11/17 | (2枚組)ほぼ決まりの発言あり |
ワールドオブファイナルファンタジー | 2016/10/27 | 音声はDLCとして無料DL |
レコラブ | 2016/8/25 | Blue Ocean/Gold Beachの2バージョン |
マブラヴ | 2016/1/21 | オルタネイティヴと同時発売 |
アイドルマスター マストソングス | 2015/12/10 | 赤盤/青盤の2バージョン |
第3次スーパーロボット大戦Z 天獄篇 | 2015/4/2 | PS4/PS3とマルチ |
ラブライブ! School idol paradise | 2014/8/28 | Vol.1/2/3の3バージョン |
第3次スーパーロボット大戦Z 時獄篇 | 2014/4/10 | PS4/PS3とマルチ |
デカ盛り 閃乱カグラ | 2014/3/20 | DL専用で発売。Aパック、Bパックに分かれてた |
初音ミク -Project DIVA- F2nd | 2014/3/27 | エディタ機能をDLCとして無料DL |
FINAL FANTASY X/X-2 | 2013/12/26 | 2パッケージとして発売。セットのDL版あり |
戦国無双2 with 猛将伝 HD Version | 2013/10/24 | DL専用として配信 |
フォトカノ Kiss | 2013/4/25 | セーブデータが最大3GB |
ファンタシースターオンライン2 | 2013/2/28 | オンラインゲーム。日々容量増加中 |
METAL GEAR SOLID 2/3 HD EDITION | 2012/7/17 | 2パッケージとして発売。セットのDL版あり |
- 順番は発売日の降順
- 発売日には配信日および予定日が含まれています。
上記の中には別に2枚組にする必要は無く、戦略的な意味で複数に分かれていたり、分かれていなかったりといろいろあるので、あえて判明しているコンテンツ容量の情報は(誤解を生む為)書いていない。
とはいえ、この辺りの傾向を踏まえると、今回の「2枚組」も1枚は「インストール用Vitaカード」という可能性が一番高いと思われ、扱いも「Vitaカード版DLC」と言う感じになるのではないかと。*2
1枚目でLiveAreaまでは起動するが、2枚目がDLC扱いになっているので、(ゲーム自体の)起動は出来ないのではないか、と。2枚目を入れると、1枚目にアップデート等があった時と同じようにオレンジ色のダウンロードマークが出て、アップデートが出来るのではないか?と。もちろん、アップデート分はメモリカードにインストールされる。要メモリカード。空き容量は大事。*3
『それなら、別に2枚組にしないで「PSO2」と同じように、ダウンロードさせればいいんじゃないの?アップデートとして』
という考えにもなるが、Wi-Fi接続されていないVitaというのはまだまだ多く、その場合に買っても起動できないという問題が起きてしまう。また、Wi-Fiに接続されていたとしても、Vitaカード1枚分に相当するデータ量のダウンロードとなると、ユーザ毎に通信環境は異なる為、決して「そんなのすぐだよ」と言えない事情もある。
その為の2枚組。
今回の2枚組が今後他のタイトルでもどういう風に採用されていくのか、広がっていくのかは未知数だが、前例が出来たことは大きな前進である。
これは興味深い。
*1:Vitaはゲームの起動は同時に1つまでであり、この方式だとすると「いちいち終了させる必要」が出てくる。かなり手間だと思う。
*2:今後、この手の2枚組の場合にはパッケージの背面に「要メモリカード」と合わせて「○○GB以上の空き容量」などの記載が追加される可能性もあるかな?と。
*3:現在発売されているVita用メモリカードは「8GB」からなので、「ゲーム1本分(Vitaカード1枚分)」は最低でも入る想定なのかもしれない。以前は「4GB」が最低だったけど今は売ってないし。
*4:PSO2の場合は、そもそものゲーム内容が「オンラインゲーム」であり、Wi-Fi接続されているVitaであり、アカウント登録済みであるという前提があるので、現在のハイブリッド的な配信は事実上なんの問題も無い。メモリの空き容量的の点は除いて。
*5:そうは言うけど、アップデートは今時のゲームとしては普通にあると考えた方がいいので、基本的にはVitaはWi-Fi接続されている方が望ましいと思うけど。