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VitaとSNS連携の今後

昨日、なのかな?このブログ的には興味深い新たな情報が公開された。

スーパーモンキーボール 特盛あそビ~タ|ネットワーク
Facebook との連動
PS Vita本体とスーパーモンキーボールFacebook設定を有効にすることで、スコアランキングやデータ共有情報が自動的にFacebook上に公開されるようになります。

これ。これである。こういうの、大事だと思ってる。

まさかこのタイトルでこういう機能が搭載されるとは全く持って思っていなかったんだけど、これが出来るのが基本設定とか標準アプリが対応しているかどうか?なのである。

つい最近の過去記事でその辺りを書いたばかりだったんだけど、少し掘り下げた形でその辺りのVitaに関係するSNSの話をちょっと書いてみたい。

いや、ちょっとどころか、超長文だけど。いつものことだけど。

SNSは知識の相互互助

ちょっと本題から離れた話。そして、一般的な話を書いておく。

そもそも「SNSって何?」っていう話。

そんなの知ってるよ!「そーしゃるねっとわーくさーびす」だろ?みんなでフレンドになって日記とか公開しあうんだろ?写真とか。あと、フレンドでコミュニティーを作って盛り上がったりするんだろ!mixiとかtwitterとかfacebookとか。

うん。あっている。

あっているんだけど、今回言いたい事は少し違う。

ぶっちゃければ、SNSって「日記」である必要もなく「フレンド」である必要も無い。社会(ソーシャル)としてのつながり(ネットワーク)を示す一つの方法として「フレンド」という管理があるだけだし、「コミュニティー」という管理があるだけだし、それぞれ無くたってSNSSNS。また、日常の日記や写真を公開することが目的のSNSもあるけど、別にそれがSNSの定義でもない。

では、今回言いたいことは何かというと、

SNSは、専門家と非専門家を繋ぐ知識としての相互互助を行なう為のサービス」

ということ。

専門家だからといって別にプロだったりお金を貰っているとは限らなくて、知識や経験などが豊富かどうかという話であり、その専門性は「人それぞれ」という事である。得意分野はみんな異なる。

知識が不足している人を知識が豊富な人が助け、またその知識が豊富な人が不足している部分を、助けられた人が自分の専門分野として助け合うという。

では、知識が足りない学生や子供は情報を貰うだけになるのか?といえば、それも違う。

「学生は学生の専門家だし、子供は子供の専門家である」

と。

大人と子供を(知識という意味で)つなぎ、子供が知らないことを大人が教え助けるだけでなく、大人にも子供の知識というか子供の意見を伝えることが出来、それにより一方的なものではない関係を築きあげる事が出来るものである。

いまさらな話。理想論的な話でもあるけど。

普段、フレンド間で日記を公開しあっているだけだったりすると、ついつい忘れがちになるが、そういう意味ではSNSはプライベートでのクローズドな使い方よりも「広く浅くのつながりが大事」であったりする。

広く、浅く。

これがこの後の話に続くキーワードだったりする。

VitaはPSNをSNSの中心としていない

VitaにはスマホみたいなSNSのアプリが既にいくつか公開・配信が開始されている。

だが、そもそもソニーはPSNというネットワークを持っていなかったか?という。PSNのアカウントでフレンドの管理もできるし、コミュニティーも作れるし、メッセージを送ったり、SNS的なことは既に出来たよね?と。日記の公開とか写真の公開は無いけど。あってもトロフィーぐらいだけど。

でも、それは

「ゲームを中心としたSNS

だったからと言えるだろう。

当然、PSNとして考えた場合は、全ての人がそこに繋がった上で、共有できるのが望ましい形だ。同じソニーのゲーム機を持ち、様々な情報を共有するという。*1 SNSとしてPSNがあり、ユーザ間のフレンド管理や、アクティビティー管理、コメントなどをその中でクローズドに管理できる。そういうつながり、ネットワークを目指したものだったと思う。

でもね。

SNSのつながりはゲームに限る話ではない。ゲームという側面があったとしてもいいんだが、それが必ずしも中心である必要は無い。人によって何が中心になるかは異なるのだから。

ゲームで繋がる友達の場合はともかく、親や兄弟、会社の知り合いなどがSNSで繋がる時代。その人たち全員がゲームで繋がっていなくてはならないか?というと、それは無理がある。

もちろん、ゲームをやっている人だけのフレンドというのもできるが、そのフレンドですら「自分と同じゲームを同じようにやり続けるか?」というと、それは好みにもよるし、それぞれの生活がある以上、必ずしも同じにはならない。自分が、たとえどんなにそれを強く求めたとしても。


前述の通り。VitaにはSNSのアプリが既にいくつか公開・配信されている。

つまり、Vitaの管理上はPSNは中心にあるものの、SNSとしてはPSNを中心にしていないという事になる。

利用者側が「ゲームを中心としたSNS」として使う先の一つにPSNがあったとしても、他のSNSもその中心であることができるというものになっている。

SNSに歩み寄るゲーム機

SNSの利用の仕方は人それぞれである。

スポーツが好きな人ならスポーツの情報のコミュニティーに参加したり、サポーターや選手のファンなどでフレンドを登録しあって情報公開しあったり。

旅行だったり、食事だったり、映画だったり、アイドルだったり。その中にゲームがあってもいい。

人によって、何を中心としてSNSを利用するかは異なるが、選んだ中心1つしか使えないわけではない。メインが1つとは限らない。

SNSは、「広く、浅く」のつながりをよしとするものだ。


Vitaを購入して遊んでいる人は、少なくとも「ゲーム機」を持っている人であるが、SNSに参加するとしてもゲームをメインとする人とは限らない。また、その人がPSNを中心に活動するのか?というと、既に別のSNSで活動しているのであれば、そこにいる人とのつながりが切れるわけではないのだから、そのSNSから離れることはよほどの理由が無い限りは難しいし、少ない。

であるのであれば、ゲーム機側がSNS側に歩み寄ればいい。人生の中心、メインがゲームという人がいる以上、ゲームを中心としたSNSの利用はあっていいが、そのSNSがゲームだけに凝り固まったものであっては広がりが無い。


スマホは「コミュニケーションツール」としてSNSのアプリなどはかなり沢山存在しており、1つのSNSを強要するものではない。今、Vitaもこれと同じようにPNSに限らない形でSNSのアプリが公開されてきており、ゲーム機側がSNS側に歩み寄ってきているといえる。

これにより、「ゲームを中心としたSNSの利用」というのはPSNに限らず他のSNSでも出来るようになってきている。ゲームをしつつ、それらのSNSも利用しつつ。手元から離れずにそれぞれを行き来できる形で。

Facebookに、Twitterに。他のいくつかのSNSに。写真をつけたり日記を更新したり。

自分の活動のメインがゲームだとして、その活動の場所となるSNSはどこでも選べるようになってきているのだ。

標準アプリ設定によるSNS連携

今のところ、Vitaの標準機能として設定できるSNSのアカウントは、

の2つだけである。

Twitterはアプリの配信こそあるものの、設定はアプリ側で機器認証を行なう事でしている為、他のアプリやゲームからその設定・アカウントを利用する事は出来ない。Twitter連携をうたっている「みんなといっしょ」と「勇者のきろく」は、それぞれ独自に設定する必要があり、勝手に連携するという事は無い。

PSNのアカウントは言わずもがなで、様々なゲームで既に利用されており、オンライン対戦などのIDとして活躍している。

そして、Facebookのアカウントもオンライン対戦のIDみたいな使い方こそ無いものの、PSStoreでの買い物や、今回発表があったようなゲーム側からの書き込みも出来る様になって来ている。今後、どんどん増えていくことも考えられる。

それもこれも、標準アプリ側での設定となっているから出来ることで、将来的に「標準アプリとして登録可能なSNSのアカウント」は増えていくかもしれない。

特に、スクリーンショットを公開できるようなSNSや、APIで相互に連携しやすいサービスのSNSなどは、ゲーム側への取り込みとして、新たな使い方の一つとして連携による新たな可能性として組み込まれていくのではないだろうか。

まとめ

ゲームで遊んだ結果を、自分の活動の場であるSNSに書き込むことは、1つの喜びだ。

そして、それが自分の日記としての自分自身の手による証拠の無い書き込みではなく、ゲームのスクリーンショットをつけられたり、ゲームの成績をゲーム自体から直接書き込むことが出来れば、確実な情報、一種の証拠として正確に記録することができるし、なにより自分の書き込みの手間が省けてSNSとしての楽しみを残しつつも、よりゲームに集中できる。


ただ、ゲーム一つ一つにそれぞれのアカウントを登録するのは、いろいろな意味で面倒。


もちろん、ゲーム毎に別々にアカウントを分けたい!というニーズもあるかも知れないが、そのこだわりが無いのであれば、ゲーム機に一度登録したアカウントで全部管理してもらえれば、変更しなければならないときも連動してくれるし、楽に違いない。

いくつかのSNSやWeb系のサービスは、投稿先を同時に複数指定できたりすることも出来るところも既にあるし。


当然、複数のアカウントを同時に登録できるという事は、それなりにプライバシー、セキュリティーの問題が出てくる。

自宅に置きっぱなしの据え置き機ではなく、外に持ち歩く携帯ゲーム機だからこそ、紛失や盗難の心配もしなくてはならない。単純に持ち主のプロフィールとしてニックネームや誕生日を登録できる程度のものではなく、個人の情報が沢山詰まった情報機器という意味で単なるゲーム機以上に、スマホと同等以上に注意しなければならないものの1つになるだろう。


今、Vitaを起動するときに必ず表示される起動画面。


ゲーム機なんだからスリープから復帰したときには直ぐにゲームに戻って欲しいと思いつつも、Vitaでは必ず表示されるこの画面に戸惑っている人も、面倒だと感じる人も多いだろう。

でも、この画面を1つ挟むことで画面のロックを掛ける事が可能になっている。事実、暗証番号を登録し、ロックをかける機能は既にある。面倒なので使っている人は少ないだろうが。

これらは、単に中断したゲームを他の人に遊ばせない為に存在しているワケではない。将来的にVitaの中に様々な個人情報、単なるゲームのセーブデータ以上のものを保管して新たな遊びを提供させる為の準備として存在しているのだ。

・・・と、考えている。

たぶん、きっと。

*1:個人的にはトロフィーの公開は、「そのユーザが達成した証」であるため、それを達成していない人に対するネタバレを抑止するような仕組みとして機能して欲しいんだけど、トロフィー自体をシークレットにしてしまうので、達成している人のトロフィーを見ても、達成していない人が自分の知りたい情報を持っている人かどうか判別できないという本末転倒な部分があると思っている。これは何かの機会に別に書くかも。