Vitaシステムソフトウェアバージョンアップ時期(3)
前回と前々回は「新年最初のエントリー」って事で年始の挨拶的に表題の件を書いたんだけど、今年は年明け早々にそんな時間は取れ無さそうなので、今日この内容で書く。まぁ、今年あと数日でアップデートは無いでしょ。きっと。
内容的には完全に個人的な趣味ネタ。
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で、Vita発売から丸4年が経過し、既に5年目。今年どころか去年からずっとメジャーアップデートが無いので、事実上の話として機能的な面はもうほぼ固まって安定期に入ったと考えていいんだと思う。
個人的には残念ながらと言いたくなるようなサービス内容の変更や機能の変更もいくつかあったけど。
ま、そんなグチはおいておいて、去年と同様の形式で、比較するとこんな感じ。
Vitaシステムソフトウェアバージョンアップ時期
回数 Ver 月 2012年 2013年 2014年 2015年 (日付) 備考 1月 1回 1回 - 1回 3.36(1/14) PSP OFW(6.61) 2月 2回 - - - - 3月 - 1回 2回 1回 3.50(3/26) PS4リンク強化 4月 2回 2回 1回 - - 5月 - 1回 - 1回 3.51(5/14) 6月 1回 - - 1回 3.52(6/24) E3 7月 - - - - - 8月 1回 2回 1回 - - 9月 1回 - - 1回 3.55(9/30) PSNow開始 10月 - - 2回 - - 11月 1回 1回 - - - 12月 2回 1回 - - - 計 11回
(8回)9回
(7回)6回
(4回)5回
(5回)3.36⇒3.55 括弧内は月数
もう完全に安定期。
5回の内2回(Ver.3.52、Ver.3.55)は90日超えの安定バージョン。残りでも1回(Ver.3.36)は70日超え、2回(Ver.3.50、Ver.3.51)は40日超えという状況で、同月2回以上(一ヶ月以内)の不具合対応的なアップデートは無かったことを考えても、これを安定期と言わずして何と呼ぶ。
1年目はVer.1.xx台、2年目はVer.2.xx台。
3年目から4年目にかけてはVer.3.xx台のまま変わらずであった。
安定期と言いつつ、メモリ周りと通信周りに大幅に手を入れたVer.3.50は、その後ゲームやアプリのアップデートなどでエラーが出やすかったりするなど、ちょっと不安定な所がある。内面的に手を入れているという意味でも一応「中間アップデート的なもの」として考えられるかも。その時の記事がこれ。
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これ、PS4リンクの強化でもあるけど、将来的に日本でもサービスの展開を期待している「PlayStation Now」や「PlayStatin Vue」の対応にも関係する話だし、「torne」や「DLNA」の連携強化(高画質化や標準化)にもつながる話になるし。
これ以降に発売・配信された一部のゲームはアプリ(たとえばブラウザも含む)と同時に起動できなくなるなど、使い勝手がちょっと変わったのは記憶に新しい。(というほど新しくも無いか)
そういえば(日本でやる予定がないからなのか)「PlayStation Vue」の名前を聞かなくなったけれども、それを除いたとしてもこの時のアップデートが現在の状況に影響しているのかも知れない。妄想だけど。
実際、PlayStation Nowは欧米では日本に先んじてこれより速くβサービスが開始しているが、日本でも9月からβサービスが始まったし、同じく9月から「PlayStation Video」のサービスの一環として「アニマックスPLUS on PlayStation」の配信が始まったし。(3月までは無料だけどそれ以降は不明)
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一方、動画関係のサービスではVitaプラットフォームでの配信サービスの終了は相次いだ。本体機能ではなくアプリケーション配信によるサービス提供側の事情もあるので、一概にVitaとしてどうこうと言えるものではないが、Vitaを取り巻くシーンはシステムソフトウェアの観点からは変化が無かったものの、何だかんだと変化はあった気がする。
去年までは「まとめ」的なものを書いていたけど、正直今年はそういう感じも無く。
システムソフトウェアは、基本的に安定していれば、ユーザ側はアップデートが無いに越したことは無いが、当然今後もセキュリティーの問題などで不定期にアップデートはされていくだろう。
去年の感想として
結果的には「(サービスとしての)安定期」に入ったと考えていいんだろうなーという気がしている。
という所があったが、今年は「(システムとしての)安定期」という感じ。
自分個人としては、未だにVitaとVitaTVでホットに「ほぼ毎日」の感じで使っているので、このブログの記事更新頻度は下がっているけど、今まで通り「(更新の)便りが無いのは元気な便り」という心境で今後とも末永く付き合っていこう、と思う。
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