Vitaとコンテンツ容量の山と谷(2)
関連記事
- Vitaとコンテンツ容量の山と谷 (2013/12/5)
お正月企画、第2段。いや、別に企画してモノじゃないけど。
以前、上記の様な記事を書いた。以後、「コンテンツ容量一覧」のページにグラフを追加して毎月更新していた。いちいち記事にする更新じゃないから、不定期にコッソリと、だけど。
で、約1年経って2014年1月と2014年12月の時点でどう変化してるのか?!を、グラフでドン!と並べてみようと思っただけの手抜き企画。
手抜き言うな!
2014年1月末時点
2014年12月末時点
縦軸が変わっているので少し印象が直観的じゃなくてアレだけど、
「山と谷の二極化から少し状況が変わってきている」
とも捉えられるかな?という感想。
その理由は、
- データの圧縮技術が進歩して1G超~2GB程度で収まるものが増えてきた
- 一方で4Gカード限界の3G前後も増えてきている
- この2G/4Gの山と谷は未だにあるものの、今はセーブデータのメモリカード保存タイプがほとんどなので、谷が少し埋まってきた感じ
- 例外的ではあるものの4GBを超えるコンテンツも登場している
こんな処か。
ポイントはやっぱり「山と谷」であり、最初から「4G超え」のハイブリッド型が登場してきていることだと思う。
このグラフには「アップデータ」や「DLC」の容量は含めていない。あくまでもPS Storeで確認できる公式発表されている「初期ダウンロードサイズ」である。それ以後のアップデートパッチなどは不定、未公表な事が多いので調査不可として割り切っているので。なので、実際にメモリカードに必要になる容量はこれより全体的に多めなので注意。
もうすぐVita版サービス開始から丸2周年となる「PSO2」は、最初からアップデートありきを公言していて、今や最低16GBのメモリカードが必要となっている、いわばハイブリッド型。オンラインゲームという事で上のグラフには含まれていない。
ここまで極端に巨大なものはさすがに殆どないけど、PSO2と同じSEGAの「初音ミク -Project DIVA- F 2nd」は、本体サイズが「2,870MB」、セーブデータ容量が「1,024MB」で4GB内に収めたとした上で、「エディットスタートパック」を別に無料DLCとして配布している。そのサイズが「747MB」。合計すると「4,641MB」(4.6GB) と、4G超えになっている。これも4GB超えのハイブリッド型の1つの形だろう。(上記のグラフではこのタイプは本体サイズのみでの集計としている為、「3,000MB」に集計されており「4G超」には含めてない)
また、ここに含めてない「そもそもVitaカードに入らない」と諦められているDL専用のタイトルで4GB超えも既にある。
無論、これらのデータは「メモリカードの空き容量圧迫」につながる(直結)するし、ダウンロードの時間的手間などがあるので、ユーザ側としてはデメリットにもつながるし、Vitaカードの8GB版を望む声もあるだろう。
それは全くの未定ではあるものの、コスト面や技術面の問題が解決すればそういう事も出てくるだろうとは思う。ユーザのメリットになるし、タイトル側は既に4GBの壁を越えているものもあるのだから。
この辺りの動向は、今後の楽しみの一つである。
おまけ
このグラフ、月ごとに見たい!という奇特な人もいるかも知れないので、過去のグラフを以下にリンクだけ貼って一覧で並べておきます。(追記:直接リンクでは観れないみたいだったので、一覧に。画像を直接開くとオリジナルサイズで見れるかも。メンドウでゴメンナサイ。)
奇特とか言ってるけど、そのグラフ作ってる時点で自分も十分奇特な側だと自覚しての発言ですが。
Vitaタイトル コンテンツ容量分布
グラフ 時期 備考 2013年12月末 順番違う 2014年1月末 文中と同じ 2014年2月末 2014年3月末 2014年4月末 2014年5月末 2014年6月末 2014年7月末 2014年8月末 2014年9月末 2014年10月末 2014年11月末 2014年12月末 文中と同じ
- 注意)
- グラフの横区分は「○○MB以下」で、「4G以上」には「4GB以下」も含まれます。
- パッケージ販売されているタイトルのみであり、DL専用は含まれません。
- またDL版のコンテンツ容量となる為、パッケージ版購入の場合の必要容量ではありません。
- セーブデータおよびアップデートパッチ、DLCに必要な容量は含まれておりません。
今回はそんな感じで。(まとまってねぇ)
関連記事
- Vitaの4GB限界突破の対応と選択肢 (2013/10/21)
- Vitaコンテンツ容量の経年変化 (2014/7/4)