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Readerの配信と初回特典攻略本への期待

なんていうか、すごい久しぶりの更新。仕事が忙しかったということで許してください。いや、マジな話で。

その間、プレカンファレンスはあるわ、TGS2012はあるわ、PSMは始まるわ、トレジャーパークとかSkypeがアップデートされるわと、書きたいネタはそれはそれは沢山あったんだけど、書きたいことは山ほどあったのに、だ。

一応、言い訳をすると「トレジャーパークは今でもやってます!」というぐらいの感じで毎日触ってる。ピコットナイトも毎日ログインのボーナスはもらっているけど、レベルが全く上がっていない。あぁ、まとまった時間が欲しい。

とはいえ。

今回のこの話については、ちょっとピンッ!と来たので勢いで書くことにした。推敲無しの一発勝負。


で、タイトルの件。「Reader for PlayStation Vita」が配信されたらしい。

あぁ、既に話は聞いていたけどとうとう来たかーという感じ。今日はこの話。

電子書籍とゲーム機

既にこのブログ内でも結構書いているんだけど、「電子書籍」と「ゲーム機」の相性は個人的には高いと思っている。もちろん、一般的な「電子書籍専用端末」に比べると、バッテリーを多く消費するゲーム機については、使用できる時間が大幅に短く、そこで勝ち目が無いほど時間が短いという問題点はある。なので、その点で言えば、相性が良いとはいえない。

だが、「利用者的な相性」というのがここでは大事だ。

誰が使うのか?という事を考えると、「ゲーム機でゲームを遊ぶような人は本を読まない」のではなく、「ゲーム機でゲームを遊ぶような人が読む本はある」のである。その本の種類や数は決して少なくはない。むしろ、ニッチなジャンルで数が出ないようなファンブックなども含めるとそれこそ膨大な数で存在する。

当然、そういう本は手に入りにくいんだけど、電子書籍なら話は別。

もちろん実際の本として手元にある方がいろんな意味で価値観は高く感じるけど、手に入らないでヤキモキするより、手に入って満足できるんなら電子書籍でも問題は無いよね?と思う。

そう考えれば、「ゲーム機と電子書籍の相性は利用者のレベルで凄く相性がいい」と思う。思っている。

電子書籍と攻略本とファンブック

以前も電子書籍で攻略本って出ないのかな~という事を書いたんだけど、今は未だ少ないものの結構予定はあるらしい。

ちなみに現在のタイトルはここで確認できる。

少ない。未だ少ない。っていうか、ない。

そして結構高い。

デモ待てよ?と。デモじゃない。でも、だ。

最近のゲーム攻略本はページ数も数百ページは当たり前だったりするし、持ち歩くことなんか絶対に無理!というぐらいの厚みの中、数百円のハンドブックタイプの攻略本というかデータ集的なものも併売されていたりする事を考えれば、電子書籍なら「持ち運ぶのが楽になる」「値段が安いものを複数持ち歩ける」というどちらの場合でもメリットがあると考えられる。

いや、別に攻略本なんかじゃなくたっていい。イラストアート集などは確かに大きいサイズの本で読みたいものの、ちょっとしたゲームのコミカライズなどのファンブックなんかは、手元に入れておいていつでも読めるというのはゲームのファンとしてはニヤニヤ出来る楽しい時間がすごせるんじゃないだろうか。

何度でも読みたくなるようなものなのだから。

まとめ(初回DL特典への期待)

ここまで考えて、ふと感じたことがあった。

以前「DL版って買うメリットが安いぐらいしかないよな。DLCがあってもあまりお得感はないし」と。

でも待てよ?と。電子書籍なら話は変わるんじゃないだろうか。

DL版を買った人の内、初回特典として買った人には電子書籍DLC的な形でダウンロード可能にするというのも出来るんじゃないだろうか。

いや、その仕組み自体は既にある。

PSPとPS3がベースの話ではあるが、PlayViewという形で電子書籍の配信も今まで行われていた。

一般的な電子書籍と違い、ビュアーとハードが固定されているため、データを共通フォーマット的にコンテンツとして利用できていなかったという事であまり浸透していない感じはあったが、PSP版であればPS Vitaでも使うことができた為、先日「シェルノサージュ」では「セカイパックVol3」の購入者にPlayViewのコンテンツをダウンロード可能とする配信を行った。

そして、このラインナップの中には「攻略本」みたいなものもチラホラあった。


そう、VitaとしてPlayViewには対応しない(PSPでの対応)としても、Readerで対応すれば同じようなことは出来るのではないだろうか。

当然、千円を超えるような攻略本をダウンロードする権利というのはアレだが、お試し版的な程度の攻略本や公式ファンブックなど、パッケージ版で特典でつくようなガイドブックなどはこちらで配信することも出来なくはないだろう。


今はゲームという気分じゃない時、電子書籍で情報を見るだけでも結構満足できるときがある。

また、ゲームをしながら手元で切り替えて攻略の情報が見れるのであれば、これほど便利なこともない。


そういうことが出来るようになったんじゃないかな?という事が現実的に見えてきた。

なんか、楽しい。

追記 (10/11 15:45)

PlayViewはPlayStation Storeの配信コンテンツなので「PSNアカウント」ですが、Readerについては「Sony ID」であり単純にVitaで管理されているPSNアカウントと一致しないので、今回の記事の内容はすぐに出来るというワケではないと思うんだけど。たぶん。残念ながら。
でも、出来たらいいな?というか。うん。