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Vitaと帰省とパソコンと

久しぶりの更新。

まぁ、一週間程度しか間が空いてないとはいえ、この間は何をしていたのか?といえば、なんの事は無くてVitaでP4Gをずっと遊んでいたわけです。仕事を除いて。

ま、そんな私の近況は誰も興味ないだろうし、世間的には夏休みが始まったわけで、そういえばゴールデンウィークに考えた事があったな?と思い出したので書いてみる。


だいぶ前の話。GW中は実家に帰っていた。ま、毎年のこと。お盆も年末年始もだしね。

いつもはノートパソコンを持って帰っていた

毎回、実家に戻る時には必ず自宅で使っているノートパソコンを持って帰っていた。ノートパソコンとしてはそこそこ大きい部類に入るもので、そもそもデスクトップの代わりとして使っているぐらいのもの。正直、デカくて重い。電車で帰省するんだけど、かなり面倒だった。ただまぁ、もって帰らなくてはいけない諸事情が合ったため仕方なくではあるんだけど。環境丸ごと持ち帰れるという意味では便利とはいえるし。


ただまぁ、その諸事情での用途以外では当然単なる趣味的なパソコンなので、実家の無線LANにつなげればインターネットは繋ぎ放題になる。

当然、そういう時期に姪っ子達が同じく実家に遊びに来ていると、普段は家であまり触れないという事もあるからか動画サイトなどを見せてあげることもできたし、姪っ子達も結構それを楽しみにしているようだった。


でも、前回のGW帰省ではノートパソコンを持っていかなかった。


持って帰ったのは自分の着替えとスマホとVitaだけだった。


GWと帰省する日程が短かったというのもあるけど、スマホとVitaだけでどこまでできるのか、自分を試してみたかったからだ。


姪っ子達からの先制のひと言

実家に帰って一番最初。先に実家についていた姪っ子達に挨拶をした時に「そういえば今回はパソコン持って来てないから」と、先に断っておいた。

すると、すごい勢いで、

「えーっ、なんでーっ!楽しみにしてたのにーっ!」

と、ものすごくストレートに言われた。

そうか。叔父さんとの再会よりもパソコンとの再会を楽しみにしてたのね。・・・判ってたけど。

だってほら、重いし。スマホも増えたし。

Vitaは、その前の年末年始の帰省で見せていたのだが、スマホはその後に買い換えたので、姪っ子達に知らせたのはこの時が初めてだったわけで。

すると、

「スマホなんて電車で高校生も持ってるじゃん!」

と言われた。あぁ、そこまでパソコンが使いたかったのね。気付かなくてごめんなさい。

ま、言いたい事を遠慮なく言えるのが子供のいいところ。

何を言われても、叔父さんはそんな事ではめげないのです。


Vitaと体験版と姪っ子

そんな先制のひと言を貰いつつも、姪っ子達にしてみればスマホとゲーム機であるVitaに思う存分とは言わないまでも、叔父さんに怒られない程度には触って遊べる機会。

そんなワケで、姪っ子達が「なんかゲームあそばせて」と来た時に、普段からダウンロードし溜めていたVitaのゲームの体験版を、選り取り見取りな状態で好きに選ばせて遊ばせることにした。


あくまでも姪っ子に遊ぶものを選ばせていたので、全ての体験版を遊ばせたわけではないが、その中で一番はまっていたのはやはり「レイマン」だった。ある意味で、比較的納得いく結果だった。

一人がキャラクターを操作している間に、もう一人が画面をタッチしていたりして、ちょっかいを出しやすいという意味で、こういう遊びはありはありなんだな~と思う。ソロで、一人で遊ぶのとは楽しみ方は違うよね、と。


ゲームは遊ぶ人が買うものだが、子供については自分が買うとは限らない。むしろ、結局お金を払うのは親なのだから、子供が本当に興味を持つかどうかは、ある意味で賭けだ。そういう点で、体験版はホントにありがたい存在。子供が楽しんでいて、欲しいと望むものなら親も財布の紐が緩むだろう。大人が発売より前に遊びたいから体験版を出せー!というのとはちょっと意味合いが違う。

そして体験版として子供が熱中するかどうかについては、ある程度ホンキで遊べる時間とボリュームは必要だ、と感じた。


いわゆる操作方法を覚えてもらうためのチュートリアル的なもので終わる体験版もあるが、それだけだと子供はもう一度やりたいとは思わない。また、あまりにもチョートリアル的過ぎると、呑み込みが早い子供達では、また最初からかとめんどくさがってしまう。なので、すぐに「もういい」と言って他ので遊ばせて!と言って来る。

ゲームが、そのタイトルが誰を、どんな層をターゲットにしているのかによる話ではあるが、体験版のあり方というのもいろいろ考えるところがあるな~と思った。

Vitaと姪っ子とDAZE

自分の中では「操作性と世界感で姪っ子達には未だ少し早いかな?」と思っていた「GRAVITY DAZE」。

そういう意味で、起動して遊ばせる気はなかったんだけど、一通り気になる体験版を遊んだからか、勝手にメイン画面を上下に動かしていた姪っ子にこのタイトルも見つかってしまった。一応、製品版。

「この女の子のゲーム何?」

一瞬、ドキリとした。そ、そんなやばいゲーム残してたっけ?

そして、それが DAZE だった。キトゥンちゃんのアイコンだったのが気になったらしい。

体験版でもないし、これをストーリーの最初からやったり見せたりするのはいろいろ説明がめんどくさいぞ?と思い、まずはクリア済みのデータを呼び出して遊ばせて見ることにした。


すると、ビックリするほどハマっていた。


最初に基本となる重力操作で空に落ちていく方法や、屋根の上にのったりするコツも教えたんだけど、空中でグルグルしている内にやはりワケが判らなくなるらしく、最終的には落ちていくという操作は殆ど使わなかった。そういう意味ではやはり操作は未だ少し早かったらしい。

だけど、DAZEの中の箱庭感はすごいハマったらしい。

特にストーリー、シナリオを選んだわけでもなく、ひたすら待ちの中を走っては、町中のものを壊し、重力グラブで持ち上げ、人に向かって投げたり、攻撃をして警官に笛を吹かれたり、犬に吠えられたりしては大喜びで逃げていた。

町中を走り回って、分けがわからなくなってくると、適当な場所から飛び降りてリセットというか噴水に戻ってみたりして、そこからまた走り回って。もう、何十分も遊んでいた。


DAZEって、そんなに子供がはまるゲームだとは思っていなかったので、正直驚いた。

自分も好きなゲームだしはまるという事は良くわかるが、ほんとに箱庭的なところだけで楽しんでいたのは興味深かったというか。


Vitaと姪っ子と動画再生

GWの段階ではYoutubeのアプリは無かったので、ニコニコ動画と私が事前に(自分の為になんだけど)用意した動画がVitaで見れる状態だった。

ゲームとTVに飽きると「動画みせてー」となる。以前ならパソコンで!パソコンの大画面で!という話しだったんだが、これが無かったので最初は不満だったようだが、結局Vitaでも十分に動画を楽しめていたようで、シリーズ物の動画なんかは全部見たりして喜んでいた。

また、Vitaの操作も慣れてきていたからか、ニコニコ動画も使い方を特に教える事もなくなんとなく使いこなしていたし、気になった動画をいくつかチェックしながら見ていたようだった。

ただ、動画再生に関しては映像はきれいだし、Wi-Fi環境で使う分には速度もそんなに気にならないとはいえ、検索性という意味ではまだまだなところがある。特に、複数の動画を連続してみたり、前の動画を見直したいと思ったときにも、履歴的なところはあるにしても操作としてはデータのダウンロードからやり直しになるなど、この辺りは複数画面を起動できるパソコンの方がやはり楽だった様だ。

とはいえ、本人達は結構満足していたらしい。

パソコンの有利さを感じつつも、パソコン無くても十分だな~と感じた。


まとめ

結局、諸事情としてノートパソコンが必要な状況ではなった・・・という話もあったんだけど、実家で生活をした時、帰省として考えたとき、ノートパソコンはもう不要になったな~と感じた。

当然、スマホがあることは前提条件のひとつではあったが、Vitaのブラウザで情報サイトをちょっと調べたり、動画を見たり、Twitterでつぶやいてみたり、Skypeを使ってみたり(たまたま配信直後ぐらいだったので)していて特に大きなストレスも感じずに普通に過ごせていた。

そういえば出来ないなーと思ったのが、メールぐらいの話しで、こればかりはスマホの方で普通に対応していたというか。

メールもVitaで出来ればスマホは要らない?とは、ならないが出来たら強力だろうなーとは感じた。ただ、絶対的な必要性はあまり感じなくて、そもそも実家に帰省するぐらいだったらメールというよりもSNS側の充実の方が大事なような気がしたので、そちらで十分というか。

あと、Vitaのアプリでほしいと思ったのは3つぐらいかな?(帰省という意味で)

  • 天気情報/天気予報
  • 電車乗り換え探索
  • イベントガイド

イベントガイドはちょっと行きすぎな気がしたんだけど、天気情報と乗り換え案内は正直ほしいと思った。

ただ、イベントガイドもほしい。イベントカレンダーと言い換えてもいい。ブラウザで検索するのも悪くは無いけど、アプリとして使い勝手のいいイベントカレンダーが出てくれば、なんかこうワクワクしそうな気がする。

夏ならお祭りとか花火とかがあるし、秋なら紅葉とか果物狩りとか。冬ならスキー・スノボや冬に多い地元のお祭りとか。いろいろある。

ゲーム機という意味では、すこし用途が離れてしまってよりスマホ的なものではあるけど、今後アプリが拡充して行く中では、そういうのが配信されたりして、SNSのアプリも充実してくれば、「実家に戻るぐらいならVita(とスマホ)があれば十分だね」と言えるぐらいにはなるような気がした。

パソコンは要らない、と。