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みた、こと。きいた、こと。

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新型Vitaの内蔵メモリ1GBの背景に関する考察

PSVita COLUMN

以前、上記の様な記事を書いた。それの続きの話。

先週、「新型Vita」が発売されて、「内蔵メモリカード1GB」という新機能?に対応していて、一部誤解と混乱がありつつもこれはずいぶん前から「そういう傾向が出ていたね、そういえば」という話を書いてみたいと思った次第。

つまりはまぁ、以前作った 生地 記事の焼き直し。新型Vitaで「これからVitaのゲーム買う」という人に取っては、むしろ「前はそんなに面倒だったのか!」が分かってもらえればよいかも的な話で。

つまりはまぁ、「便利になったんだよ」みたいな話。「内蔵1GB」があるって事で。



さて、本題。

パッケージとして発売されているタイトルの「セーブデータ保存先」の「Vitaカード保存」と「メモリカード保存」の割合の話。

セーブデータ保存先割合 (2013/10/15現在)
カテゴリ Vitaカード保存 メモリカード保存
BEST版 5 (2%) 18 (6%) 23 (7%)
Vitaカード版販売あり 41 (13%) 82 (26%) 123 (39%)
ダウンロード専用 - 51 (16%) 51 (16%)
体験版 - 70 (22%) 70 (22%)
オンライン専用 - 10 (3%) 10 (3%)
アプリケーション - 17 (5%) 17 (5%)
学習用タイトル 22 (7%) - 22 (7%)
68 (22%) 248 (78%) 316 (100%)
  • カテゴリについては前回から「BEST版」「体験版」を増やしています。
    • 学習用タイトルはVitaカード版販売ありから別にしました。
    • アプリケーションはダウンロード専用から別にしました。
  • オンライン専用についてはVitaカード版の販売も一部含まれますが、「Vitaカード版販売あり」と別に集計しています。
  • 再販版やBest版、販売内容が変更になったもの、異なるものも含まれます。

集計間違いがなければ、上記の通り。

タイトル別の詳細については、全く信用おけない私自身が更新していた「コンテンツ容量一覧」のページを参照の事。(⇒ Vitaのコンテンツ容量一覧)

より正確には公式サイトで各自ご確認ください。


さて、前回同様に「発売時期」で並べてみよう。


Vitaカード保存の発売時期の傾向と推移

上記の内、「Vitaカード版販売あり」の123タイトルについて、発売時期(年月)毎に並べてみる。

Vitaカード版タイトル セーブデータ保存先割合推移
年月 Vitaカード
保存
メモリカード
保存
累積割合
(1)
累積割合
(2)
2011年12月 14 5 19 74% 26%
2012年1月 2 2 67% 33%
2012年2月 4 2 6 67% 33%
2012年3月 2 6 8 57% 43%
2012年4月 1 2 3 55% 45%
2012年6月 3 2 5 56% 44%
2012年7月 2 4 6 53% 47%
2012年8月 3 2 5 54% 46%
2012年9月 2 3 5 53% 47%
2012年10月 3 1 4 54% 46%
2012年11月 4 4 51% 49%
2012年12月 1 4 5 49% 51%
2013年1月 1 4 5 47% 53%
2013年2月 5 5 44% 56%
2013年3月 1 9 10 40% 60%
2013年4月 2 3 5 40% 60%
2013年5月 2 2 41% 59%
2013年6月 6 6 39% 61%
2013年7月 2 2 38% 62%
2013年8月 6 6 36% 64%
2013年9月 5 5 35% 65%
2013年10月 5 5 33% 67%
総計 41 82 123 33% 67%
  • 累積割合(1) = 該当月までに発売されたタイトル数の内、Vitaカード保存が占める割合
  • 累積割合(2) = 該当月までに発売されたタイトル数の内、メモリカード保存が占める割合

とまぁ、こんな感じとなっていて、前回も「メモリカード保存が増えているね」という話だったのが、ここ半年、そして1年ぐらいで見ても「Vitaカード保存って出てないのね」という話で。

前段の表の「BEST版」には、未だに「Vitaカード保存」が含まれてはいるものの、今後についてはほぼ間違いなく「メモリカード保存」になっていくと推測される。


そういう意味で、「移行期ではなく、完全に移行した」と言い切っていい様な状態。


冒頭にかいた「便利になった」は、ここにかかる。

Vita発売当時は「Vitaカード保存」が結構あった。これらのタイトルの場合は別売りのメモリカードを買わなくても遊べた。

だが、様々な事情はあるんだろうけれども、今となっては「メモリカード保存」がほとんどである。

そうなった時にいざ買ってみたら全く遊べないという事になってしまうし、いくら別売りだと分かっていても「どれぐらいの容量を買えばいいのか分からない」という人も多いだろう。メモリカードの値段がゲーム1本分にも相当するワケで、そういう意味でのハードルも高い。

とりあえず気に入ったタイトルが1本でるし、Vitaを買ってみようかな?という人には別売りのメモリカードがなくても遊べるという状況は、決して悪いことではなくてむしろ良いことで。*1 *2 *3


新型Vitaが「内蔵1GB」になった背景の一つとして、こういう事情もあったんだろうなと推測できる。


妄想には違いないけど。

*1:体験版はともかく、アプリなどはダウンロード専用となる以上、メモリカードが必要になるわけだし、サイズの小さなアプリであれば、この1GBの容量でも入れることは出来るワケで、そういう意味でもVitaでできることを体感する上でもやはり重要だと考えられる。

*2:また、今後発売される「オリジナルデザイン」の「同梱版」なども、メモリカードをパッケージ内に入れなくても発売できる(オトメイトはDL版のダウンロードコードが付くのでメモカ同梱じゃないのは残念ではあるが)という足回りのよさにも繋がると思われる。

*3:ついでに言えば、新型Vitaだけでなく、VitaTVも同じく内蔵1GBのメモリカードがあるので、同じ話だと思っているが、オリジナルデザインのVitaTVが出るとは考えにくく、アプリを入れて拡張したりする製品の性質的に、今後の展開としての事情は若干違うと考えている。