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Vitaと無線プロジェクターのデモ?

“傭兵”募集の謎が解明! 猛暑の渋谷に登場した『ラグナロク オデッセイ エース』特殊〇〇部隊

Vitaしかネタとして扱わないこのブログとしては珍しく、「ガジェット通信」さんのリンクから始まる今日の話。

無論、リンク先の記事タイトルの通り、Vitaに関係あるという意味ではおかしくも無いんだけど、実はこのゲーム「ラグナロクオデッセイ エース」の話は全くと言っていいほど扱わない。ごめんなさい。

なお、個人的には購入予定です。前作もクリア済みだし、このブログでも取り上げてたし、結構こういうの好きだし。


で、扱うのはこの「プロモーション」から判った今後の希望と妄想の話。

具体的には「Vitaが無線プロジェクターに繋がってる!」という衝撃的な妄想のお話。


プレイ動画のプロジェクター表示

このキャンペーンというかプロモーションに参加していないので、実際に見た訳ではないし、聞いた訳ではない。

あ、ブログのタイトルに偽りありじゃんって事に今更気が付いたが、そこは気付かなかったふりをしつつ話を進める。で、冒頭のリンク先の写真を細かく眺めていると3つの事に気がつく。

記事から気づいた事
  1. Vitaからケーブルが出ていない(HDMI接続してない)
  2. プロジェクターからは電源ケーブルしか出ていない
  3. プロジェクターを見てプレイしている(プレイ動画)

この3つ。

まぁ、ひねくれて考えて「プレイ動画っていいながら実は背中に小型PCが隠れて入っていて、そこから動画を垂れ流しているだけなんじゃないの?」という想像も出来ますが、その辺りは希望的妄想で違うと考える。

どういう仕組みになっているのか考える為に、プロジェクターの機種を特定してみる事にした。

なお、言うまでも無く「いやだって、このVitaもどうせ開発機なんだろう?」という所は一切否定していません。そうじゃなきゃ困る。むしろ。(以下、開発機という言葉は "デモ機" と記載します)


プロジェクターの特定とネットワークプロジェクター機能

記事中の写真をすみからすみまでじっと確認してみたら、たぶんプロジェクターはこの機種だろうと推定した。

業界初「音声ガイダンス機能」搭載のデータプロジェクターの新商品について

(以下抜粋、太字は筆者による)
4.Windows Vista標準搭載の「ネットワークプロジェクター」に対応

 「TLP-X200」、「TLP-WX200」は、プロジェクター本体に「Windows Embedded CE6.0」を組み込み、Windows Vista標準搭載の「ネットワークプロジェクター」に対応しています。RGBケーブルの接続や難しい設定なしでWindows Vista搭載のパソコンから、プロジェクターの操作ができます。また、無線LAN用モジュールの内蔵に加え、有線LAN(RJ-45)の入力端子を装備していますので、幅広い使用環境に対応しています。

発売は2008年11月とずいぶん前だが、正面のフォルムから考えるとこれの様な気がする。


この「ネットワークプロジェクター」の機能で、Wi-Fi接続でのプロジェクター操作(出力を含む)が出来る模様。

あ、これ凄いじゃん。(デモ機だろうけど)


プロジェクターの仕様から想像する接続の方式

まぁ、正直プロジェクターの機種は何でもよかった。大事なのは「ネットワークプロジェクター」という機能と、Vitaでそれを使っているっぽいという事実的な話。

この「ネットワークプロジェクター」という機能を使ってこの状況を整理すると、以下の通りとなる。

  • 見えないが無線LANルーターはどこかにある(プロジェクターとVitaの接続の為)
  • 環境としては一人ひとりが独立した無線LAN環境となっている
  • Vita側はWi-Fi接続となっている(アドホック通信は使っていない)
  • プロジェクターもWi-Fi接続になっている(Vitaとは無線LANルータ経由で接続)
  • 4人参加者がいるが、共闘プレイをしていない(画像内もソロでプレイしている様に見える)
  • Vita側からプレイ動画を無線で直接プロジェクターに出力している
  • プロジェクター側は特に仕様は変えていないと思われる。(特別な物ではないという意味)

と。

プレイ画面が写っている写真を見る限り、共闘プレイをしていない様に見える(4人いるけど実際はソロ)ので、アドホック通信はしていない気がする。実際、Vitaの仕様上はWi-Fi接続とアドホック通信を同時には出来ないし。

ソロじゃない場合についてもいろいろ考察してみたいが、現時点で情報が無いのでとりあえずここまで。


まとめ

先日、「PS4を使えばVitaのプレイ動画を出力できるんじゃん?」的な話を書いた。

正直、これがそうだったんじゃん?みたいな。ってか、出来てんじゃん?みたいな。デモ機だろうとも。

最終的に市販機に(システムソフトウェアのアップデートで)この機能が搭載されるのか?という点はまだ判らないけれども、正直結構期待している。というか期待したい。

というのも、

  • Vita発売直後はプレイ動画みたいなものは録画物しかなかった (2011年12月~2012年春頃)
  • 大型イベントなどではHDMIケーブル接続のデモ機展示だった (2012年春~秋頃)
  • 公式生放送などでプレイ動画が放送されるようになったがVitaは衝立の中で隠されていた (2012年冬~2013年春頃)
  • 公式生放送でもHDMIケーブルなしで放送される事が時々見受けられた (2013年春頃)
  • ネットワークプロジェクター機能と思われるプロモーションが確認出来た (2013年夏)

注意)公式生放送とはSCEJAに限らず、各ゲームタイトルのベンダーや雑誌社などのインターネット放送などを含みます。
注意)上記記載の年月、期間については筆者自身のアバウトな記憶によるものであり、正確な証拠を伴うものではありません

と、この辺りの機能はずいぶん時間を経てオープンになってきていると感じているから。

だとすると、「隠す必要が無い」と取れる訳で、これって期待しても良い話かもしれない?と思う訳で。


私個人の妄想分を多く含むとはいえ、とにもかくにも上記の様な事がデモ機上で既に実現出来ているのであれば、ずいぶんと「Vitaの映像の外部出力」について現実味を帯びてきたかな?という気がする。それが無線なのかクレードルなどの専用機器を必要とするのかはともかくとして。

言うまでも無く、このVitaがデモ機であり、プレイ動画の外部への出力についてはタイトル側も対応している必要があるのではないか?と考えるワケで、何でも出力できるっぽいぞ?というつもりも無い。でも出来ているというこういう話には胸が躍る。


妄想もこじらせるとアレだけど、こういう想像はいくらしてもし足りないぐらい楽しい。