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みた、こと。きいた、こと。

あとで、かく。ここは分館。記事一覧は「右メニュー」から。

Vitaのスクリーンショット・トリミング機能

PSVita COLUMN

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なんだかずいぶん久しぶりの更新な気がする。

まぁ、ここしばらくはずっと「フォトカノKiss」で遊んでいるという事実は隠しても仕方が無いので全面的に肯定する方向で、その影響という事にしておこうと思う。

で、それはそれとして。

以前、「SS書き出し」の機能についていくつか記事を書いたんだけど、改めて「フォト」で撮った写真を眺めていたら「トリミング」の機能があった事に気が付いた。

・・・あれ?いつの間にだろう。これ。

見落としてたなぁ。


過去のアップデート履歴でも、この機能についてのリリースノートは無い。が、「フォト」の機能でそれっぽいのを探してみたら、

バージョン2.10で更新されるその他
  • フォト
    • 静止画を拡大したときに、高解像度で表示されるようになりました。
バージョン2.00で更新されるその他
  • その他
    • スクリーンショットがバックグラウンドで保存されるようになりました。保存中に他の操作ができます。

これ・・・かな。この辺り(Ver.2.10)っぽいな。拡大の話だし。


そんなワケで、今日はこの「フォト」の話。

なお、珍しく画面のスクショが大量に。たまには派手に行こうぜ。フォトカノKissの画像がネタ成分多めな気がするが、細かいことは気にしないでね。

トリミングの機能って?

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「フォト」の画像メニュー

「フォト」にある「切り取って保存する」という訳の判らないメニューがそれ。

一般的には「(画像の一部を)切り取る」の意味で「トリミング」と言うのに、Vitaのこの機能は何故か「拡大する」という使い方をする。つまり、「切り取るサイズは固定」なのだ。しかも、そのサイズは画面のサイズと同じ「960x544」であり、縮尺どころか縦横の比率も変えられない。

「何故か」と書いたが、結局はこれ。「SS書き出し機能」を使っているからだ。

なので「画面サイズと同じサイズでの書き出し」にしかならないのだ。

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一旦縮小表示され。

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拡大して、任意の場所に移動させて、ボタンを押す。

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白枠だったところがリサイズされて、新たな画像として保存される。

これ、せめて縦横の比率を変えられる(「4:3」とか「1:1」とか定型でもいいから)ならまだ使い道があるし、そもそもトリミングなんだから画像サイズは引き延ばさなくてもいいのに!と思ったりもする。

トリミングされた画像はそこそこ綺麗にはなっているが、正直、おまけ機能なことは否めない。

無いよりはずいぶん便利ではあるけど。

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最大倍率は16倍(縦横四倍分)みたい。

PSアーカイブスも「SS書き出し機能」に対応

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アーカイブスも撮れるがサイズはSD。(640x480)

PSアーカイブスのタイトルについては、一部を除いてスクリーンショットがVitaでも撮れる。

といっても、「PSボタン+STARTボタン」では撮れなくて、一旦画面タッチの長押しでメニューを出してから・・・になる。この為、「決定的な瞬間を激写!」は正直無理で、そういう意味ではVitaのスクリーンショットとはずいぶん勝手が違う。

なので、これはおまけ機能だ。

ただ、面白いのが「撮影される画面サイズ」である。


Vitaの画面は「960x544」なんだけど、PSアーカイブスは「初代PlayStation」のタイトル。つまり、まだハイビジョンもなく、アナログテレビな時代。一般的には「SD画質」と呼ばれるもの。

初代PlayStationの仕様(SPEC)を確認すると、画面解像度についてはこうなっている。

表示画素数
横 256 x 縦 224(ノンインターレース
~ 横 640 x 縦 480(インターレース

と。現在のVitaの解像度より(あたりまえだが)低いのである。


なお、Vitaのタイトルの一部が「HD Edition」などと呼ばれるのはこの理由によるものである。

そもそも「HD画質」の定義の内、広義の解釈に「SDより解像度が高いものをHDとする」というものがあるからで。

SD。Standard Definition。標準画質。

一般的には「640 x 480」(4:3) か、「720 x 480」(16:9) の解像度を指す。なので、これより高画質な物は、広義として「HD」になるという話で。

HD。High Definition。高(ハイビジョン)画質。

と。

とはいえ、JEITA(電子情報技術産業協会)の定義においては、「液晶ディスプレイやプラズマディスプレイなど固定画素方式の場合、垂直画素数650以上で表示できること」が条件なので、この基準ではVitaは足りていない事になる。


おっと、話がそれた。

Vitaには、PSアーカイブスを任意のサイズで表示させてプレイする機能があるが、このSS書き出しのスクリーンショットで保存すると、見た目の指定したサイズではなく、オリジナルのサイズで出力される。Vitaの画面サイズと違う。

しかも、JPEGではなく、PNGだったりする。


これ、地味に興味深い仕様である。


まとめ

ソフトウェア制御によるスクリーンショット、「SS書き出し機能」。

Vitaのスクリーンショットというと、「PSボタン+STARTボタン」のハードウェアキーでの撮影が一般的だが、この場合は「表示されている画面そのもの」が対象となってしまい、細かな設定が行える状況ではない。

だが、ソフトウェア制御での撮影となる「SS書き出し機能」については、フォトカノKissの様に「表示されている画面そのもの」を撮影するという事の他に、今回の様に「一部切り出しによる書き出し」が出来ることが分かる。

しかも、「トリミング」と「リサイズ」も機能として持っていることが判るし、PSアーカイブスで撮った場合は、画面の実際の表示サイズに関わらず元のサイズで出力される事を考えると、「SS書き出し機能」はあくまでもソフトウェアレベルでのスクリーンショットであり、ハードウェアレベルでアップコンバートしている場合には、リサイズが行われないという事を示しているワケで。

この辺り、非常に興味深い。


正直、この機能があったのに自分が気付いたのが最近というのが「甘いな自分」という感じだったんだけど、気付いたきっかけが「フォトカノKiss」だったことには、ゲーム内容関係なしに感謝したい。じゃなければ、もうしばらく気付かなかった気がする。

そんな感じ。

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「ファンターーーースティック!!」