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みた、こと。きいた、こと。

あとで、かく。ここは分館。記事一覧は「右メニュー」から。

PSPリマスターとVita

ファルコムはパソコン時代からとても好きなメーカーの1つ。

発売日にVitaを買って、ウォレットチャージしてPS Storeで一番最初に買ったタイトルが「イースI・II」なのは内緒の話。冗談ではなくVitaのどのローンチタイトルより最初に買っていた。*1

ま、そんな個人的な趣味に近い話は今回の趣旨とは何も関係しないので置いておいて、そのファルコムからこんなニュースリリースが出た。

「閃の軌跡」の原点が PlayStation3 に登場!

日本ファルコム株式会社(代表取締役社長:近藤季洋、以下「日本ファルコム」)は、人気ストーリーRPG「軌跡シリーズ」第 3 作目、『英雄伝説 空の軌跡 the 3rd』の PSP リマスター版として、HD 画面&高音質に対応、(以下省略)

今日は、ここから発展するお話。ただし、このタイトルについては特にもう触れない。


PSPリマスター(PSP Remaster)って何?

PSPリマスター」。聞きなれない人もいるかも知れない。

あの名作をPlayStation3で 高画質で甦るPSP Remaster

詳しくは上のサイトを読んでね!といいたいところなんだけど、見てわかる通りあまり情報がない。活気が無いともいう。

もともとは「PS3でPSPエミュレータを作る」的な話から発展し、PSPのプログラム的な所はそのままにプログラム外となるデータを据え置き機レベルにHD化して、単なるエミュレータではないPS3、据え置きゲーム機ならではの高画質・高音質を実現する!という感じのプロジェクト。

極端に言えば、開発側はデータ部分だけをPSPと別に用意すれば高画質で動く!という。

なので「リメイク」ではなく「リマスター」。*2

その第一弾として「モンスターハンター ポータブル 3rd HDVer.」(2011年8月25日発売)があったりしたんだけど、その後はあまり続かなかった。


結構すごいコトしてたんだけど、中身がPSPなのでセーブデータの互換はあるももの、PSPとPS3間でのデータ移行が手間だったり、この辺りの仕様の誤解も多くて如何せん広がりがないままここまで来ちゃってたな~という。個人的には少し残念(展開的という意味で)に思っていたもの。

その後、あまりにも話が出ないのでもう今後この方向では展開が無いと思っていた事から「マジかっ!」と、正直驚いた。


PSP Remaster の意義

個人的な妄想としての期待というか「PSP Remasterの意義」という点では、「PS3のPSPエミュレーションは出来ている」という所が何より重要だった。

これはつまり、「PSPタイトルもPS3対応する」と単純に考えていたからだ。PS3はUMDに対応できないので、PSPのダウンロード版がこれに当たる形になり、PS3の人は据え置きゲーム機だけどPSPも遊べるよ!という感じになるのかな?と。

そして、より高画質にこだわる人向けに「PSP Remaster」(HD Ver)の販売も行われていくのかな?と。


だが、そうは問屋が卸さなかった。いや、問屋は関係ないんだけど。


ダウンロード版として登録されるPSPタイトルはそれほど増えなかったし、携帯ゲーム機と据え置き機はやはり重要となるニーズな点が異なったのか、そもそも HD Ver となる「PSP Remaster」対応タイトルが増えなかった。

むしろ、セーブデータの移行を必要とする煩わしさやトロフィーがないガッカリ感みたいな所ばかりが話題になってしまい、結果的にPSPとPS3の溝は埋まらなかったという感じになってしまった。(と思っている)


Vitaの登場と新たなチャンスの到来?!

前段の通り、PSPとPS3の溝を埋めるためのチャレンジ的なものだった「PSP Remaster」は、残念ながら盛り上がりがないままここまで来ていた。

でも、その溝は別な形で埋まるかもしれないと思い始めた。


PS3とPSPをつなぐ「PS Vita」によって橋渡しされる形で。


そもそも、「PSP Remaster」自体はPS3の技術的な話だけれど、これがあったおかげでVita登場直後から「VitaでPSPのタイトルが普通に動いている」につながっているのかな~と思っていたし、決して無関係じゃないと思ってる。(まぁ全然違うものだけど)

だが、これを「PS3じゃなくてVitaに置き換えるとどうなる?」という話になる。

PSP Remaster for PS Vita」

という形で。

PSPのプログラム的な所はそのままにプログラム外となるデータを据え置き機VitaレベルにHD化して、単なるエミュレータではないPS3、据え置きゲーム機Vitaならではの高画質・高音質を実現する!という感じ

も現実的に可能だ、という事だ。

・・・あれ?それって、「クロスプラットフォーム」だよね?

そう。まさにそれ。


まとめ

冒頭に書いたタイトルについては、あくまでも「PSPタイトルがHD VerとしてPSP Remaster(PS3用)で発売される」というものであり、Vitaは全く関係は無い。

だけど、この動きは個人的にちょっとワクワクした。


今なお新作として出続けている「PSPタイトル」。そのうちのいくつかは(グラフィック的な、画質的な意味で)「Vitaで出して欲しい」という話も結構聞くし、自分もそう思う事もある。いくらPSPのダウンロード版で遊べるとはいっても、だ。

携帯ゲーム機であるPSPのタイトルは、携帯ゲーム機であるVitaとの相性が悪いハズはない。むしろ、強調するまでも無くバツグンである。(でも強調してみた)


既に「PSP/Vita」のマルチとなるクロスプラットフォームタイトルは、発表だけでも決して少なくなく、今後も新作タイトルとしてはPSPとVitaで同時に開発されコンスタントに増えていくだろう。そういう意味で「PSP Remaster for PS Vita」とワザワザ銘打つ必要はない。既にそれは始まっている。

だけれども、現時点および今後PSP版しかない出ない・出ていないタイトルについてはその限りではない。単なるPSPのダウンロード版ではなく、PS Vitaタイトルとして復活するという事も可能かも知れない。続編がVitaで開発される時に、PSP版として再販するのではなく、Vita版としての再販も可能だ、という話で。*3 *4


そんな事をちょっと考えてみたりした。

*1:どうでもいいがWiiでもバーチャルコンソールで最初に買ったのが「イースI・II」だったりする。これも内緒の話。

*2:Vitaが発売された現時点では誤解しやすい部分だが、「PSP Remaster」は「PSP ⇒ PS3」を実現するためのものであり、あくまでも対応プラットフォームは「PS3」。PS3/Vitaのマルチが増えている中で、Vitaが対応しないのは当然である。そして言うまでも無く、VitaはPSPタイトルのダウンロード版がそのまま動くのでワザワザ別に用意する必要もないワケで。ただそれだと画質がPSPになっちゃうので「まとめ」の話につながっていく。

*3:PSPエミュレータという意味で、画面構成、UIがVitaで最適化されてないとか、トロフィーに対応していないとか追加要素が無いと魅力が無いなど、現在の「PSP Remaster」と 同様の課題は出てくるだろうし、そういう問題の為に「リメイク」は今後も戦略的に行われていくだろうけど。

*4:もちろんこれはVitaに限る話ではなく、継続して「PSP ⇒ PS3」で良い話でもある。だけれども、「PSPとVitaが同じ携帯ゲーム機だ」という所についてはPS3より特徴としての親和性は高いワケで、ここに期待するものです。