読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

みた、こと。きいた、こと。

あとで、かく。ここは分館。記事一覧は「右メニュー」から。

Vitaのベスト版の登場と今後の指標

PSVita COLUMN

Vitaの発売は2011年12月17日。丸一年まだあと1ヵ月半ぐらいはある。

そんな中、Vitaのローンチタイトルとして同時に発売されたセガの「パワースマッシュ4」については、つい先日「BEST版」の発売が発表された。発売日は11月29日の予定。1年経たずのBEST版の登場である。

そして、このBEST版はVitaで初のBEST版としての発売であり、ある意味で今後の指標になるのではないか?と考えている。

あくまでも個人的に。


BEST版はどれぐらい値段が違うの?

いきなりお金の話、価格の話というのは野暮ったいけど、実際に「BEST版の魅力って何?」という話をすれば、「低価格」となるのは目に見えているワケで、この話をしないワケにはいかない。

発売されるまでこの話をするのは止めておこうかな~とも思ったんだけど、一つ前の記事を作っていた時に「あ、既に一覧に載ってるジャン」という事がわかったので、これを機に書いてみることにした。


というワケで、実際に各製品の情報を表にしてみる。

パワースマッシュ4 比較
種別 発売日 価格(カード) 価格(DL) 価格差
通常販売版 2011/12/17 5,229円 4,700円 529円
THE BEST版 2012/11/29 2,940円 2,600円 340円
348日 2,289円 2,100円 -
各製品情報

※ THE BESTのダウンロード版については、PSサイト内に未だ登録が無い為

こんな感じ。

これが高いか安いかは買う人の価値観で決まるし、メーカーが決めた値段なので特に感想を言うものでもなく。うん。1年経たずにという点は驚いたけど。さすがに。


まとめ

タイトルの件。「今後の指標」という点では、この値段が基準になるとかそういう話ではない。まず単純に「BEST版」というものが、PS3/PSPと同様に登場しているという点では、今後他のタイトルも続くであろうことが十分に考えられるという点。

その上で、パッケージ版は発売直後ぐらいしかキャンペーンを打てない中、ダウンロード版のタイトルは時々キャンペーンを打ったりしていて、また今後「PlayStation Plus」などでもフリープレイやディスカウントなどでも売れる機会は比較的手軽に用意できる。

そういう意味で、「BEST版」というのはキャンペーンを打ちにくいパッケージ版の数少ないキャンペーンと言えるだろうということ。


どのタイミングでキャンペーンを打つかは、それぞれのメーカーが考えること。いわゆる梃入れとしての売り上げ増だったりもするし、続編発売に向けたサービスという事もあるだろう。そもそもパッケージを刷新する以上、単純な話での「在庫処分ではない」ワケで、その点では新たなコストを払ってでも行いたいキャンペーンだということだ。

そういう中、BEST版の意義というものが、単なるパッケージ販売だけだった時代とは異なり、ダウンロード版の需要が高まってきている中では、どういう位置付けになるのか?が、今後の指標として興味深いという話で。意味合いはずいぶん変わってくるハズだ。


一つ言えることは「BEST版」は「製品としての開発は基本的に完了している」という状態にあるということ。

それが出るということは、そのタイトルについてはもうバージョンアップは基本的に行わない段階まで来ていると考えても良いと思う。だから値段を下げて、わざわざ新規にパッケージを起こしても、利益が出ると考えられるものだし、本来パッケージを新しくする必要の無く、中身も変わらないダウンロード版の値段も下げるというのは(もうメンテナンスをする必要が無いという意味で)そういうことだと思うし。通常、BEST版に追加機能やゲーム内容に対する特典などは基本的につけないし。


今の世の中的にはまだまだパッケージ版が主流とはいえ、Vitaの場合についてはダウンロード版の使い勝手はかなりいいのは、利用した人なら何かと感じている事だろう。実際、発売日にパッケージ版で買い、気に入って出来るだけ持ち歩きたい!という人はダウンロード版を新たに買うという人もいるそうだ。


そういう人にとって、BEST版というのは今後の新たな購入の選択肢になる。


それが出ると判っていれば、すぐにダウンロード版を買わずにBEST版が出てからダウンロード版を買えば良くなるし、今後PlayStation Plusのバックアップサービスでデータの移行もスムーズに出来る様になるだろう。


今までのBEST版が(基本的に)「新規顧客のため」だったとすると、これからのBEST版は「既パッケージ購入者の再購入促進」も兼ねるかもしれない。

セーブデータはあるが諸事情により既に手放してしまった人の再購入という需要などもあると考えて。トロフィーが中途半端で再度挑戦したい人なども出てくるかもしれない。

ダウンロードのBEST版にはそういう意味合いも出てくるかもしれない。