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Ver.1.80 の「LiveAreaのセーブデータ取り込み」って何だろう

追記(12/13)
このタイトルについて一応解決しましたので、詳細は以下をご覧ください。
セーブデータ取り込み一応、解決編


タイトルの通り。何?これ。

今回のバージョンアップの中で、いまいちピンと来ないのが1つある。

バージョン1.80で更新されるその他の機能
  • ゲーム
    • LiveAreaにセーブデータ取り込みを追加しました。この機能に対応したゲームのみ表示されます。

(強調は筆者による)

これ。

とりあえず、今のところ調べてみている範囲では「この機能に対応したゲーム」は見つかっていないんだけど、これって何だろう?・・・という話。

まぁ、結論を先に言っておけば「これって "PlayStation Plus対応待ち" なのかな?」なんだけど。

その結論に向かっての考察とかそういう話。妄想話なのはいつものこと。


セーブデータについてのあれやこれ

過去、このブログではVitaのセーブデータについていろいろ書いてきた。以下、関連記事。

何度も書いているように、Vitaのセーブデータの管理は端的に言うと「面倒」以外の何者でもない。


DL版だとデータ量が大きくて気軽にバックアップは出来ないし、出来ても携帯性がメリットのVitaをPCやPS3に有線で毎回つながなくてはいけないので管理がめんどくさいし、Vitaカード版だとそもそも出来ないという話もある。

この辺りの条件が複雑であり、「誰でも直感的にわかる設計」と言えないのが正直なところなので、なんていうかその辺りをいろいろ気にしなくちゃならない時点で既に「面倒」だよね?という。


そもそも、ゲームを遊ぶ、楽しむ上で一番大事なものは何か?という話。

どんなに面白いゲームでもこれが満たされていなければ継続して遊んでもらえないという重要な要素。


それは「セーブデータが安心して利用できること」だ。


利用というのは

  • 新規にデータが作れる
  • 前回のセーブ内容が正しくロードできる
  • 今まで遊んでいた内容が正しくセーブできる
  • 任意でデータの削除ができる

の4つ。この4つが無意識に出来ることが「ゲームを楽しむ為の必須条件」と言える。

これが満たされていないゲームは、ゲームプレイがどんなに楽しくても、不安を抱えながら遊ぶことになり、いずれ何かの問題に遭遇して飽きられてしまうこともある。セーブデータというのは、プレイヤーにとって自分の実績であり大切な宝だからだ。

「宝」なら削除できる必要は無いのでは?という考えもあるが、「自分の宝だからこそ、自分で好きなようにしたい」というのは「願望」だとしても正直なところではないだろうか。

とはいえ、上の3つに比べて「セーブデータの削除」については「削除が機能として存在しないゲーム」というのは結構多い。これが外部メモリ(メモリカード等)であれば、ゲーム内にメニューがなくても他の手段により消したり出来るが、本来は削除も含めてゲーム側でやるべきものだと個人的には思っている。上書きによる削除ではなく、だ。


バックアップは単なる自衛手段

前述の4つの「ゲームを楽しむ為の必須条件」を満たした上で、セーブデータのバックアップについて考える。

ゲームを創るメーカー側としては「この必須条件を満たしていればバックアップさせる理由はない」というのが本音だと思うし、それで間違っていないと思う。

昨今では、オンライン専用のゲームも沢山出ているし、それらについてはサーバ側でセーブデータを管理していて、形式こそ異なるものの上記4つの必須条件を満たしていればユーザ側が遊ぶ分には何も問題はなく、バックアップもユーザ側が考える必要は無い。

そういう意味で。

バックアップというのは、あくまでも「自衛手段」だということだ。

バックアップが出来ることでゲームの内容が変わるわけでもない。だが、自分の意思と関係なくゲーム機が壊れることがあるし、携帯ゲーム機の場合は紛失や落下などによる破損なども十分に考えられる。その万が一の為に取っておくのが「バックアップ」だ。それをすることで、前述の4つの必須条件を超えた安心感を得ることが出来るのだ。*1


必須条件ではないが、あると満足度があがるもの。それが、バックアップ。


オートロードとオートセーブ

昨今のゲームは、かなりの割合で「オートセーブ」なゲームが増えてきている。オートセーブという概念自体は、大昔(30年近く前)から存在はしていて、特段珍しいものではない。

ただ、オートセーブが増えてきている要因としては

  • メモリカードなどのアクセスが高速になってきており、セーブする時間が短くなってきた
  • オンラインゲームなどが増えてきており、ゲーム内の整合性を考えると個別にセーブ出来なくなってきた

という大きな流れがあり、リアルタイムな更新ではなくても、ポイントごとにユーザ側の負担が少ない形でオートセーブが行われている。

オートセーブがあるのと同様にオートロード的なものもある。1つしかセーブデータをもてないゲームや、複数持てても最後に遊んだデータを自動的にロードするものも結構なタイトル数存在しており、これもユーザ側の負担軽減を目的として行われている。

セーブとロードは必ずではないものの、「オート」「自動」というものは既に一般的になってきている。


オートバックアップとPlayStation Plus

ここまでのまとめ。

  • Vitaはバックアップが面倒である
  • セーブデータの安心感は楽しむためには大事
  • メーカがバックアップ機能を用意することはあまりない
  • バックアップはあくまでも自衛手段である
  • バックアップ出来ることは満足感アップになる
  • 昨今はストレスが無いオートセーブが流行っている

という形で話を進めてきた。

ここで冒頭に書いた過去記事を関連記事として引用する。

先日、Vitaの「PlayStation Plusへの対応」が発表になった。

個人的にはこのサービスの中でVitaにとって一番大事だと考えているのが「オンラインバックアップへの対応」だと考えている。


この機能により、「バックアップに対応していないタイトルでもバックアップが出来る」「時間を指定して自動的にバックアップが出来る」などの機能が利用できるようになる。

自動的にバックアップ。そう、オートバックアップだ。ユーザの負担にならない時間帯、ストレスに感じないタイミングで行われる「自衛手段」であり「安心感を得る」為のバックアップが行われる。

そして、このバックアップは「PS Vita側が行うもの」であり「ゲーム側」が行うものではない。ゲームメーカー側はこの部分をあえて意識して作りこむ必要はない。プラットフォーム側が機能として、サービスとして提供することで、メーカー側の手間が増えない中で統一した操作によるバックアップが提供される。


なお、詳しくは書かないが、セーブデータが破損したりする場合に備えた「オートリカバリ」とか「自動リストア」などと呼ばれる機能もある。バックアップと違い、プラットフォーム側としてセーブデータを自動的にリカバリをする(勝手に元に戻す)というのはちょっと勝手なことするなよ!な感じもするので、この辺りの機能はゲームメーカー側によって作りこまれることはあったりする。


セーブデータ外部保存の問題点

自衛のためのバックアップ。バックアップとは、単にデータをコピーするのではなく、定義的な硬い言い方をすれば、

「バックアップとは、何らかの万が一の事態に備え、管理上別の場所に保存すること」

と言えるだろう。大事なのは「別の場所」。

もちろん、一般的なパソコンや今までのゲーム機であれば、同一のHDDやメモリカード内にバックアップを取るということも出来たが、それではHDDが故障したり、本体毎メモリカードを紛失してしまったのでは、バックアップを行った意味が無い。

そういう中で、前段で触れたオンラインバックアップというサービスがあるワケだが、これもあくまでも場所がオンラインであるというだけで、先ほどの定義としての違いは無い。そう、バックアップは「別の場所に」が基本だということだ。


だが、別の場所(外部)に保存するとなると、そのための管理、環境は複雑になり、さらに手順も煩雑になる。

あくまでも「自衛」のバックアップ、外部への保存ではあるものの、その複雑さ、煩雑さから操作ミスが出やすくなる。

人が操作をする以上、間違いというのは起こらないとは言えない訳で、良くある失敗例としては「外部に保存していたセーブデータで最新データ側を上書きしてしまう」(バックアップのつもりがリストアになってしまった)や、「バックアップ側のファイルを消したつもりが、元のデータを削除してしまった」などが考えられる。


まとめ

Vitaの場合、コンテンツ管理アシスタントを使っていると判るんだけど「VitaからPC/PS3へ」と「PC/PS3からVitaへ」は判るようになっているものの、同じ画面内に上下に並んでいて、勘違いしやすい。また、一度画面を遷移してしまうと「どちらだったか」が判りづらかったりする。特に、ゲームのバックアップや音楽や画像ファイルなどをまたいでバックアップ。正直、使いやすいかどうか以前に間違いやすい要素を持っている怖さがある。ま、注意しながらやれば間違えるということは無いんだけど。


これを解決する方法はいくつかあるが、比較的効果が大きいものは「操作系を全く変える」というものだ。


現行の「コンテンツ管理アシスタント」でバックアップもリストアも出来るよ!という相対する機能が同時に存在するという単純なルートから、「バックアップは自動」「リストアは手動」という様に操作を完全に区別化することで、間違い操作は減っていく。


冒頭の話。タイトルの話。

「LiveAreaのセーブデータ取り込み」

については、「リストア」だけを操作系として独立させることで、この誤操作などを解決するためかな?

と、思った。という次第。



ま、まだ対応しているゲームとか無いみたいだし、そもそもPlayStation Plusは冬だって言うし。まだ先だし。

ぜんぜん違う可能性もあるけど。

あるけど。妄想だし。

だし。

*1:過剰なバックアップとリストアの繰り返しをする事でゲームのバランスが崩れることはある。通常のセーブ/ロードの繰り返しと近い話ではあるが、それを意図していないゲームの場合でも可能となってしまう為、メーカー側の意図した遊び方/バランスではない可能性が出てくる。