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みた、こと。きいた、こと。

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Vitaと放熱と10分と

ここ数日、夜に雨が降ったりすると明け方は冷え込む・・・なんてこともあったりするけど、日中にけっこう暑いという日も増えてきた。まだ、暖かいレベルではあるけど。

Vitaにとって、初めての「夏」がくる。

ちなみにここから先、書く内容は別に不具合報告でもないし、なんか問題があったという事ではない。この記事自体で「Vitaは放熱がすごい!」とか言うつもりは全く無いし、不安を煽るつもりも無い。むしろ、「この程度なのか」と思ったぐらい。

だけど、過去の自分の経験から、「こういう事は自衛(注意)しないとダメかなー」と思ったと言う話。

そういう話。


布団の上では暖かかった

一昨日ぐらいの話。休日という事もあり、布団の中でゴロゴロまったりとみんなといっしょのステアゲマラソンをしていた。マラソンという健康的な言葉とは裏腹に、まったく自分のお腹の裏側と言うか内側の肉は全く減らないどころかむしろ増えそうという意味では、正直そういう遊び方はよくないよね?とは思う。

知っている人は知っていると思うが、みんなといっしょのマラソンというのはえらい時間がかかる。

自分の場合、約100人もいるものだから、まともに全員でのダンジョン出動を一度にやろうとすると、3~4時間はかかる。

それだけの時間、手で持ったままやるのは正直辛い。基本的にタッチパネルの画面操作だけだし。

なので、布団と言うかベッドの上に角度をつけるための少しやわらかめのクッション生地を敷き、その上にVitaを置いて指先だけで操作しつつ、ゴロゴロしていた。

一通りのマラソンが終わった後、PS Vitaを持ち上げたら「本体がずいぶんと暖かかった」。

熱いと言うほどではない。だが、自分の手のぬくもりとは違う暖かさだった。そりゃ、自分は手で持ってなかったし、自分の体温とは言えない。

置いていた場所が、かなりやわらかめのクッション素材だったことで、本体が深く沈んでいたからかもしれないが、排熱は十分ではなかったものと思われる。また、起動していた時間も軽く3時間以上になっていたと思うので、そうとうな時間だったと考えられる。

正直、ストレートにその時の自分の心境を言葉にすると、

「あー、結構発熱してるんだなー」

だった。だが、それと同時にこうも思った。

「それでも、この程度なのかー」

と。(次項に続く)

Vitaの放熱はファンレス、本体全体で

最近はその手のニュースもめっきり見なくなったけど、発売直後ぐらいにはあちこちで「Vita分解レポート」みたいなのが沢山あった。

私自身が自分で分解したりはしなかったが、それらの情報は興味深く見ていて、なんとなく理解したものの1つが、「放熱」についてだった。

結論的に言えば、「放熱は本体全体で行なっている」だった。

空冷の為にどこかに穴が開いていたりという事もないし、そもそもVitaはUMDも無いのでとても静かだったりする。PSPに比べて。

そして、PSPに比べてバッテリー容量は約2倍に増えているのに、ゲームの稼働時間はそれほど増えていない。

つまり、「それだけバッテリー(電気)を多く消費する」という事であり、それを逆に言えば「それだけ発熱しやすい」と言える。電気が消費されると熱になるのは、小学校ぐらいで習ったよね。たぶん。

となると、その熱をどこかで放熱しているんだけど、それがVitaの場合は「本体全体」だという事らしい。一説には「前面パネル」に逃がしているとも聞いた。

ま、自分が分解したり熱センサーで測ったりしたわけではないけど。

そして、一昨日の自分の体験はそれに関係するものと思われ、「たしかにほんわかと暖かかった」のだった。遊んでいる間に処理が遅くなったとか、電源が落ちたとかそういう事も特に感じられなかった。まぁ、みんなといっしょ自体が処理が速いものじゃないので気付かなかった可能性はあるけど。

過去の経験(パソコンの話)

ここから先は、少しVitaの話からは外れて、何年も前の自分の経験の話。

当時、仕事で急遽移動しなくてはならない事態になり、慌てて普段使っていたノートパソコンを閉じ、鞄に詰めて会社を出たことがある。

通常、ノートパソコンの液晶を倒して閉じると、自動的にスリープになっていたからだ。

しかし、この時は自分で気付いていなかっただけで、事情が異なっていたらしい。ネットワーク上にあるファイルを使用していた関係で、ネットワークエラーとなっており、自動的にスリープに移行できない停止状態に陥っていたらしい。後で自分の行動を推測した上での話しだけど。

電車に乗っていたとき。時間が通勤時間とずれていたこともあり、座席に座って鞄をひざの上に置いた。

すると、なにやら鞄がほのかに暖かい。というより、熱い。

慌てて鞄を開け、中を見ると「発熱しすぎで電源が落ちたノートパソコン」がそこにあった。

電車の中という事もあり、そこで何か出来るわけでもなく、そのまま鞄に戻し、移動先で冷却をしてから起動すると言うことになった。

幸い、壊れたわけではなかったが、それでも再起動してくれるまでの間、正直心ここにあらずなほど焦っていたのは確かだった。

カバー収納時は電源のOFF/スリープに注意!

まとめに入る前に、先に結論を書いておく。

「持ち歩きの際、カバーに収納するときは電源がOFF/スリープになっていることは必ず確認しよう」

という事。これが、冒頭に書いた「自分で注意しなくてはダメだな」と思ったこと。

後ろ半分が完全に埋まっていた状態で試して、そこそこ暖かいと感じられる程度には熱を帯びていたことを考えると、背面と前面からはそれなりに熱が逃げていたんだろうな?と、思う。指先一本で画面操作していた分には、前面はそこまで暖かいとは思わなかったけど。

となると、もし電源が入ったまま、放熱できない状態に置かれてしまうと、Vitaはそれなりに熱を持って熱くなってしまうんじゃないか?と推測できる。

そうなった時、どういう状態になるのか?は、自分では試していないので判らないが、正直ちょっと怖いと思っている。

まとめ

自分の場合、持っているVita自体が Wi-Fi版 であり、普段はあまり外に持ち歩くという事はない。だが、たまに持ち歩いたり、長時間電車に乗るなどの時には持ち出すことも考えてあって、保護カバーは購入済みである。

そういう意味でも他人事ではないと感じているんだけど、

「もし、Vitaの電源が入りっぱなしの状態で、電源が落ちない状態でカバーの中に収納してしまったら?」

放熱が正しくされないことで何が起こるのかはよく判っていないが、もしかすると「Vitaの電源が強制的にスリープになる(最大10分)」なのは、そういう事情も実はあったりするんじゃないだろうか?という気すらする。10分が単なる画面、有機ELの焼き付き防止ではない別の意味もあるのではないか?という気もしている。

発売当初は、ほぼ強制的にスリープになっていたアプリやゲームも、現在では「スリープにならないもの」もいくつか登場してきている。それ自体は普段遊ぶ分には特に問題はないし、むしろそうじゃないと困るんだけど、であるならばこその「連続稼動」と「発熱」についてはしっかり意識を持ったほうがよさそうだ、と感じた。


どんな機械であれ。特に電子機器と呼ばれる精密機械、電化製品は熱に弱い。これは水に弱いのとほぼイコールと言っていいほどの常識だ。パソコンでは放熱用のパネルやファンが周辺機器としてコーナーが今どきはできているぐらいだし。

だからこそ、普段熱を持たないことで忘れがちになってしまいそうな携帯ゲーム機では、ここは見落とされそうになる所。

  • PS Vitaを保護カバーにしまう場合などには、PSボタンでスリープになっていることを必ず確認してから
  • PS Vitaを保護カバーをしながら使う場合は、本体から十分に放熱しない事もあるので連続プレイには注意
  • ゲーム内容やプレイスタイルによって熱が発生しやすい時があるので注意
    • 充電中などは通常よりも熱が発生しやすい
    • 通信プレイ中などは通信OFFの時よりも熱が発生しやすい
    • ゲームの処理が多い(モデルデータや画面描画など)場合も熱が発生しやすい

という感じにした方がいい様な気がする。(別にスリープであれば電源断までする必要はないと思われるけど、ミュージックプレイヤーとしても使えるので、この場合はどれぐらい発熱するのかは、ちょっと怖さもありつつ興味深い所かも知れない)

これから。「Vitaにとって始めての、暑い夏が来る」と言う意味においては。