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Vitaと本体色とカスタムテーマ

追記(2013/9/11)
2013/9/9のプレスカンファレンスで発表された新型Vita(PCH-2000シリーズ)については、画面が液晶になり「前面フラットパネル」ではなくなった。液晶部分と本体との間に境目がある。そういう意味で、「特典オリジナル保護シート」は作りづらくなったと考えられる。境目がある以上、貼れたとしてもそこに隙間が生まれてしまう。また、現行(PCH-1000/1100シリーズ)とデザインが違う以上、メーカー側も特典としては付けづらくなってしまう。この辺り、非常に残念に思う。特に新型は6色のカラーバリエーションといいつつ、前面は白と黒の2種類しかないので。残念である。

ふと思い出した話をしておく。特に深い意味は無いんだけど。

Vitaを購入して最初にしたこと。

他の人も大体同じだと思うけど、それは「画面保護シートを貼る」ことだった。

充電の方が先という人もいるかもしれないけど、どちらが先だろうが統計を取るまでもなく9割以上ぐらいの人はVitaを買った後に保護シートを貼っていると思う。背面はともかくとして。自分も背面は貼ってない。

その時のこと。

Vitaを購入して画面保護シートを貼ろうとして最初に思ったこと。

「画面がまっ平らだなぁ」

だった。


前面フラットパネル

Vitaの特徴で画面がきれいだとかそういう話は聞くんだけど、上に書いた通り一番最初に驚いたのは「前面がフラットパネルだった」という事だ。この部分、あまり強調されてないよね。

これ自体は事前に写真とかを見ていて認識はしていたものの、いざ目の前で見てみて驚いたのは事実。いや、むしろ困惑したといってもいい。特に自分の場合はケチって前面の画面部分だけを保護するシートを買ってきたものだから、「どこに貼ったらいいかわからない」という状態だったぐらいで。

これ、すごくいいんです。前面フラットパネル。

境目がないので、画面端で引っかからない。なので、割と指を思いっきりフリックしても安心。安心と言うより不安要素がない。

タッチ操作が前提の昨今のスマホなんかでは、これは比較的普通にはなっているので「なんでいまさら?」と言われるかもしれないけど、今までのゲーム機って基本的に画面は別パーツみたいな感じになっていたんですよね。「ここが画面です」と。

それ自体が悪いことじゃないんだけど、指で操作する前提の場合にはここはやはりフラットの方がいいのは確か。

だけど、個人的にはこの操作性とは別の理由でこの前面フラットパネルは今後大きく評価されると思っている。

オリジナル保護シートの活性に伴って。


特典オリジナル保護シート

6月の発売予定の「P4G」(ペルソナ4 ザ・ゴールデン)。

まだ3ヶ月も先の話なのであれだし、べつにこのタイトルをどうこういう話ではないんだけど、先日発表された「先着購入特典」の内容が興味深かったので話題として書く。

P4G:先着購入特典決定! (2012/3/12)

先着購入特典は
ペルソナ4 ザ・ゴールデン』
PlayStation(R)Vita用スクリーン(タッチスクリーン)オリジナル保護シート(壁紙付き)
です!

写真はリンク先で見てね。

Vitaのローンチタイトルである「塊魂ノ・ビ~タ」でも早期購入者特典で画面保護シートが付属していたが、こちらは画面部分だけのサイズだった。だが、これは違う。「全面タイプ」と呼ばれるもので、Vitaの前面全てを一枚のシートで保護してしまうものだ。

これ、何気にすごい。

いや、全面タイプの保護シートももちろん沢山出ているし、最近ではカスタムパーツとして売っていたりもするので別に珍しくもないとも言える。「痛Vita」なんて言葉もあるぐらいで。

でも、これ。特典としてはすごくいいと思っている。

画面内のキャラクター部分は変えられるらしい。自分の好きなキャラクターに。そして、たぶんまとめてダウンロードできるんじゃないかなーと期待している。

であれば。Vitaの場合は「起動画面」「各メニュー画面(複数)」で自分のお気に入り順や雰囲気で画面ごとにキャラクターを設定できるだろうし、画面をカスタマイズする楽しみも増える。

こういう楽しみはいくらでもあっていいと思う。

そして、これが出来るのはVitaが「フラットパネル」だからなんだろうな~と思う。

割とマジで。

追記(3/24)
いまさら気付いたんだけど、"GRAVITY DAZE"の関連グッズにも "PS VITA保護シート"として同じようなものが出ていた。(3/19の発表)。こういうファングッズというのはやはりいいものだな~という気がする。(関連グッズ ⇒ http://www.jp.playstation.com/scej/title/gravitydaze/officialgoods.html )

有機ELと本体色の黒

まだ発売から3ヶ月しか経っていないVita。本体色のカラーバリエーションの登場の拡充は期待されているものの、今のところそういう話は聞かない。

個人的に「黒」で出した理由は3つだな~と思っている。

  1. 有機ELディスプレイとの相性
  2. フラットパネルの強調
  3. 高級感の演出

これ。ちなみにPSPも初代(PSP-1000)が発売された当初(2004年12月)のカラーは「ブラック」のみだったという意味でも、たぶんその流れもあると思うけど。

で、最初の方にも書いたけど、Vitaの画面に保護シールを貼ろうとマジマジと眺めていると「画面の境目がわからない(判りにくい)」のに驚く。

そして、有機ELの特徴である「黒が黒である」という事。

これは、バックライト液晶では出来ないこと。本当に黒が黒のままで、ゲームをやっていてもこの点は特に感動する部分。

これ、本体色が白だったり、シルバーだったりすると、画面部分が浮き彫りになってしまう気がする。

無論、見慣れてきた頃には別にそれでもいいんだけど、「有機ELの黒を堪能する」には、やっぱりこの本体色しか選択肢は無かったんだろうな~と感じている。

そして、そのお陰でフラットパネルにした時に「画面の境目がわからない」という事にも繋がっていて、非常にこの部分のデザインは良く考えられている・・・と、感じている。


まとめ

自分が考えていたより長くなってしまったので唐突にまとめる。

最近、保護シートはとても身近なものになった。

以前は「一度買った保護シートはよほど汚れない限りは変えない」というのが割と普通だったが、携帯電話やスマホのデコシールや覗き見防止シートなどの普及で、ファッション感覚で保護シートを変えるというのも割りと普通になってきた気がする。

その中で、最初からデザインされた、オリジナル保護シートの需要は今後どんどん伸びていくと思うし、値段的にも特典として付け易いだろう。あまり表立って上がらないとはいえ、前面フラットパネルはVitaの一つの特徴と言えると思っているし、全面装飾でき、起動画面やメニューの画面も合わせてカスタマイズできることは、他のゲーム機よりも満足感は高くなると思っている。

今よりもっと保護シートが出回るようになり、カスタムテーマとあわせて気軽に張り替えるのが割と当たり前になって来たとき、フラットパネルであることが大きく評価されてくるんじゃないかなーと思っている。

そもそも全面張り替えるんだから、実は本体色なんて割とどうでもいいんじゃね?という気もしている。まぁ、ボタン周りの色は変えられないし、保護シートは最低限でいい人もいるので、カラーバリエーションはあるに越したことはないけど。

余談だが、PSP-1000の黒の次のカラーである「セラミック・ホワイト」が登場したのはたしか「2006年4月」なので、その間約1年半。Vitaについては、今のところ予定は発表されていない。うーん?

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