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みた、こと。きいた、こと。

あとで、かく。ここは分館。記事一覧は「右メニュー」から。

Vitaの「壁紙」のヤバさ

PSVita COLUMN
追記(2014/01/06)
壁紙の設定方法の検索で来た人用に追記。
ホーム画面の背景設定方法⇒Vitaのホーム画面をタッチで長押しし、編集モードにした後、背景を変更したいページ右下の(背景設定)を選び、表示された画面で設定。左上のフォルダアイコンを選択すると、メモリカード内に保存されている画像を背景に設定することも出来る。
スタート画面の設定方法⇒「フォト」のアプリでスタート画面に設定したい写真を表示し、画面右下の「オプション」から「スタート画面にする」を選択することで設定することが出来る。(VitaTVは設定不可)
追記(2014/6/9)
壁紙の画質劣化について検索で来た人用に追記。
Vitaは「フォト」から壁紙を指定する為、そのままの画像が使用されるかの様な誤解をしてしまうが、実際は「指定された画像を(本体メモリ内の)システム領域用に加工後、コピーされてから利用・表示される」という動きになる。この為、壁紙やスタート画面に設定すると、「なんとなく画質が落ちた」となるケースもある。
この為、背景用に選択する画像を綺麗に出したい時は、事前に「画像のサイズをVita画面サイズ(960x544)に揃えておく」「ファイルサイズを元から出来るだけ小さくする」「画像のフォーマットを変換してみる」(JPEGから変える、圧縮率を変更してみる)などの対応を行っておくと改善する可能性もあります。

不具合とかそういう話じゃなくて、『Vitaは理性的にキケンだ!』とかそういう話。

何が?って言うと、壁紙の話。

私は特に集めているワケではないんだけど、Vitaの壁紙設定は異常に楽しいというのは事実。

『壁紙なんて、パソコンでも普通だし、スマホだって自分で変えられるし、何がどう楽しいわけ?同じでしょ?』

と、思われるかもしれないが、これがこれが。ハッキリ言おう。

『楽しさの質が全く違う』

と。

で、なにがどう違うのか?というと、個人的には以下の4つのポイントがあると感じている。

と。あと、最後にまとめを書いてみた。

なお、壁紙の設定の仕方とかは、Vitaのオンラインマニュアルにも書いてあるし、他の情報系サイトでも沢山乗っているので、ここでは全く触れません。あしからず。

関連URL
  • ホーム画面をカスタマイズする (PlayStation Vita ユーザーズガイド)

http://manuals.playstation.net/document/jp/psvita/basic/custom.html

横長の画面

言わずもがな。Vitaは「横長の画面」である。サイズは 960x544。

一般的には「Quarter HD(qHD)」(960x540)などと呼ばれているサイズに近い。これは、最近のテレビの規格である「HDTVフルHD (FHD)」とされる「1920×1080 (16:9)」の上下左右半分づつとなる約1/4のサイズであり、実はDVDより高画質である。(DVD=720×480)

最近のパソコンよりは劣るものの、一昔前なら間違いなく「高画質」と言っていたサイズの横長の画面に、好きな画像を設定できるという至福。これは、かなり満足度が高い。

そして、画面が横長である事で、右端、左端に余白をつける事が出来、画像のアイコンをかぶせたくない部分を演出する事もできるが、これはパソコンと同じ横長の比率の為、全体的なデザインに特殊さが無く違和感が無いという重要な点があるからだと思う。

人間は視野角的に横長になるように出来ている生物である。横長は生理的に受け入れやすいと思う。

(まぁ、この辺りはスマホも縦長ってだけで、だいたい同じだけど。解像度についてはスマホの方が高いものも多い)

縦長のメニュー

でも、画面設定なんてパソコンでもスマホでも、PSPだって出来たよ?という話になるが、ここで出てくるのが『縦長のメニュー』というUI。

『複数画面に渡って、複数の画像を設定できる』という特徴。パソコンは1画面だし、PSPも1つ。複数枚を貼り付けるという使い方は出来ない。(パソコンの場合は壁紙チェンジャーなるアプリがあったりはするが、それとは少し意味が違う)

無論、一部のスマホでも画面を切り替えられるという点で、同じだと思う。

これのおかげで『自分のテーマ』を設定する楽しみが生まれ、それは『自分のもの感』を高めるにはとても重要な要素だ。『自分のお気に入りで埋める快感』そういう話で。

また、画面が横長であり、縦に複数枚のメニューが用意できる事で、『4コマ漫画』的な使い方をしたり、配置するアイコンの種類に配慮した壁紙を配置する事も出来る。

アクションゲームは熱い壁紙、RPGなどは大自然的な壁紙、設定やフレンドなどは癒してきな壁紙など。上下の順番も工夫したり出来る。

ただひたすら。画面を上下に移動させているだけでもストーリーを持たせられるという意味で、なんとなく楽しくなってくる恐ろしさがある。

スタート画面の分離

また、スタート画面をメニューの画面とは区別して用意できると言うのも、比較的珍しい設定なんではないかと思う。パソコンでも起動画面を変えられるというのはある事はあるが、あまり個人として手軽に変えるという人はなかなかいないし、スマホでもあまりない。

だが、Vitaの『メニューの画像とは別にスタート画面を設定できる事』で、自分に対する『Welcome』を明確に定義できるという没入感が生まれる。他の人に見られたら困るからスタート画面だけはシンプルにしたりする事も出来るし、いきなりお気に入りの画像を持ってくる事も出来る。

中にはメニュー画面と連動する形で設定する人もいるし、スタート画面だけでも季節やイベント毎に画像を入れ替えるだけでも、雰囲気が変わっていいと思う。

これにより、個人のゲーム機であるという意識を高める、さらに『自分のお気に入り度を高める快感』を生んでいる・・・と思う。

かなり、やばい。

ブラウザとスクリーンショット

そして最後。その背景に設定できる画像についてなんだけど、『ブラウザ』で画像のダウンロードをする事が出来たり、スクリーンショットで自分で用意したりも出来る。

パソコンやPS3を介して画像データを送ったりも出来るんだけど、(画像の編集こそできないものの)Vitaの中だけで画像の用意が簡単に出来るというのは、当たり前のようでとてもすごい事だ。今までのゲーム機では、ここまで簡単には出来ない。

しいて残念な点を上げるとすれば、『Vita内蔵カメラは解像度が低すぎて壁紙に出来ない』という点と『画像の編集・リサイズが出来ない』という点であろうか。

特に前者は、せっかくカメラがついているんだから、『自分で撮った写真を壁紙にしたい』という人は少なからずいると思う。別にアニメやイラストだけが背景ではない。ダウンロードしたものだけが背景でもない。デジカメや携帯で自分で写したものを送る事も出来るとはいえ、Vita内で完結した方が面白いと思う。

将来的にハードウェアが進歩する形でよいので、カメラの解像度は上げて欲しいと思う。

(この点は、スマホの方がかなり進んでいると感じる部分で、ぜひとも同じように進んで欲しい)

まとめ。

自分の好きな画像で自分のゲーム機をカスタマイズする。

たぶん、最も手軽な楽しみなんだと思う。それが出来ると、愛着の沸き方がものすごく違う。それはVitaに始まった事ではなく、ずっと昔から。PCやPDA、ケータイ電話などが歩んできた道。ゲーム機も同じく歩んできた。

だが、その中でもVitaに関しては、この点を比較的簡単に出来るようにしたという事を、個人的にはかなり高く評価している。技術的な事とかそういう話ではなく、単なるUIの話だとしても。


将来的に。

ゲームのスクリーンショットを撮る事が普通になったり、『ゲーム内で壁紙用のデータを生成できる』という事があたりまえになってくると思っている。

例えば、イベントクリアの特典として(予め用意されたダウンロード画像ではなく)自分のプレイを反映した画像が作られ、メモリカードに保存する事が出来たり、モンハンみたいなプレイヤーのステータスを表すキャラクターカード(ギルドカード)みたいなものを保存出来たりするだろう。

既に、WipEout 2048 でも類似する機能があったが、レースゲームなどのリプレイをお気に入りのアングルで保存できて、自分の記念画像を作ったりも出来るだろう。

また、(既にPSPで発売予定の)『フォトカノ』などの様にカメラで撮影した内容そのものを自分の思い出として保存できるようになるだろう。事実、『メタルギアソリッドピースウォーカー』ではゲーム内でのカメラ撮影により、JPEG画像を出力できていた。


もちろん、今後も『ゲームの特典』として初回購入者限定のダウンロード特典画像だとか、個人の二次創作などによるファンアートなどの利用はなくならないというか、むしろ増えるだろうと考えている。また、ビジネスとして『本体の装飾シールと壁紙のセット』などのアクセサリが普通に売っている状態では、むしろ『個人のカスタマイズ欲』はどんどん進んでいくであろうと思う。


そういう流れの中。簡単に壁紙を変えられるというのは、かなりヤバイと言える。特に、単なる画像とかではなく、自分が感情を没入させやすいゲームというジャンルで、それに関する画像を自分で手に入れて、自分で設定できるという流れは、非常にヤバイと言える。

理性が保てなくなるぐらいに自分色に染められると言う意味で。

特に自宅から持ち出さず、誰にも見せる事が無い"Wi-Fi版"はヤバい。

非常にヤバい。


今回はそういう話。