Vitaのゲームタイトル型番からみるカード容量推移
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以前、上記の様なタイトルで記事を起こした事がある。要約すると「型番を見ればカードのサイズが判るよ!」という話。
ではなぜ今この時期にこのネタを掘り返すのか?という話は、「なんとなく」以外特に深い意味はなく。というか、ここしばらく更新するネタがないからほとんど脱線以外の何物でもない話で。
見分け方は「型番の数字頭2桁目」で、「0」の場合は2GBカード版、「5」の場合は4GBカード版の模様。
前回の記事の引用。これを発売日の「四半期毎」でサマリーしてみたのが下の表。
Vitaタイトル カード種別 発売時期(四半期毎)
四半期 DL専 2GB 4GB 合計 2011年12月 2 15 5 22 2012年3月 5 11 5 21 2012年6月 9 6 2 17 2012年9月 13 8 6 27 2012年12月 8 1 11 20 2013年3月 5 10 10 25 2013年6月 7 4 9 20 2013年9月 3 6 8 17 2013年12月 9 13 18 40 2014年3月 12 11 15 38 2014年6月 13 10 17 40 2014年9月 14 19 16 49 2014年12月 15 9 27 51 2015年3月 9 11 28 48 2015年6月 17 13 21 51 2015年9月 4 8 10 22 総計 145 155 208 508
- 2015年9月は、2015年7月30日時点までの集計
- 「DL専」はダウンロード専用のゲームタイトル(オンライン専用やアプリは含めない)
- DL専用が後からパッケージとして発売された場合は両方別にカウントしている
これだけ見ると、「全体的にどれも年々増えてるね~」で終わってしまいそうなので、これを「累積」と「割合」に変換してみる。それが下の表。
Vitaタイトル カード種別 発売時期(四半期毎)
累積 割合 四半期 DL専 2GB 4GB 合計 DL専 2GB 4GB 2011年12月 2 15 5 22 9% 68% 23% 2012年3月 7 26 10 43 16% 60% 23% 2012年6月 16 32 12 60 27% 53% 20% 2012年9月 29 40 18 87 33% 46% 21% 2012年12月 37 41 29 107 35% 38% 27% 2013年3月 42 51 39 132 32% 39% 30% 2013年6月 49 55 48 152 32% 36% 32% 2013年9月 52 61 56 169 31% 36% 33% 2013年12月 61 74 74 209 29% 35% 35% 2014年3月 73 85 89 247 30% 34% 36% 2014年6月 86 95 106 287 30% 33% 37% 2014年9月 100 114 122 336 30% 34% 36% 2014年12月 115 123 149 387 30% 32% 39% 2015年3月 124 134 177 435 29% 31% 41% 2015年6月 141 147 198 486 29% 30% 41% 2015年9月 145 155 208 508 29% 31% 41%
- 2015年9月は、2015年7月30日時点までの集計
- 「DL版」はダウンロード専用のゲームタイトル(オンライン専用やアプリは含めない)
- DL専用が後からパッケージとして発売された場合は両方別にカウントしている
Vita発売初期の頃はともかく、以降は累積としてみた場合で「DL版」は大体コンスタントに30%ぐらい(1/3)は出ているという事が判る。たぶんこれは今後も変わらないか、あるいは少し増えると思っている。
そして、注目するべきは「2GB/4GB」の傾向の違い。
累積の割合でみると、2GBカード版がどんどん減少してきており、代わりに4GBカード版が増えてきている。
今の時点の累積では、割合的に4GBカード版の方が少し多い程度には見えるが、Vitaに関して言えば2GBカード版が4GBカード版より数出た期間はそれほど多くはない(傾向的に4GB版の方が多く出ている)と言えるので、今後もっと割合が増える可能性は否めない。
なかなかに興味深い。
もっとも、これが関係するのは「ダウンロード版を買う人」であり、「パッケージ版を買う人」はあんまり意識しなくても良い話ですが。メモリカード的な意味で。
今日の話はこれで終わりって程度の話なんだけど。
オチも何もないけど。