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PlayStation VITA システムソフトウェア バージョン 3.50

注意
システムソフトウェアのアップデートの際、更新ファイルはメモリカードが無くてもダウンロードされますので、動作が不安定な場合などは先に電源を落とし、更新前にメモリカードを抜いてください。 一連のアップデート作業中の抜き差しは故障の原因になる場合があります。また、バッテリー残量などについてもご注意ください。

本日(3/26)、Vitaのシステムソフトウェアがバージョンアップした。VitaTVも一緒。

「near」と「マップ」に関する一部機能削除も含まれているけど、今回の目玉は「Vitaの動画再生に関する最適化」って事になるんじゃないかな?


以下、あくまでも個人のブログなので個人的な単なるメモ。

PlayStation Vita/PlayStation TV システムソフトウェア バージョン3.50 アップデートについて

2015年3月26日から、システムソフトウェア バージョン3.50のアップデートを開始しました。

PSNの機能や一部の機能をご利用になるには、PlayStation VitaPlayStation TVのシステムソフトウェアのアップデート(更新)が必要です。またシステムソフトウェアは、アップデートすることにより、さまざまな機能の追加やセキュリティーの強化ができます。常に最新版にアップデートしてご利用ください。

PlayStation TVは、国や地域によってPlayStation Vita TVという製品名称で販売されています。このページでは総称として「PlayStation TV」または「PS TV」と記載します。

バージョン3.50で更新される主な機能
  • PlayStation Network
  • PS4リンク
    • リモートプレイ中の映像の滑らかさを設定できるようになりました。
  • ビデオ
    • シーンサーチの表示性能を改善しました。
    • 解像度が1080のビデオの再生速度を、1.5倍まで変更できるようになりました。
  • マップ
    • PS Vitaからマップを削除しました。
  • near
    • 住所や地図の表示など、マップに関わる機能を削除しました。
  • 設定

との事。

というか、冒頭に書いたけど、今回の目玉は簡単にいえば「PS4リンクの強化」なんだろうけど、内面的には「Vitaの動画再生に関する最適化」(機能強化)がメインと言った方が良いのではないだろうか。その結果として「PS4リンクの強化」が出来るようになったというか。


そう妄想すると地味に面白い。


これ、PS4リンクの強化でもあるけど、将来的に日本でもサービスの展開を期待している「PlayStation Now」や「PlayStatin Vue」の対応にも関係する話だし、「torne」や「DLNA」の連携強化(高画質化や標準化)にもつながる話になるし。


さて。そういう期待の話もあるけど、今日はそれよりもサービス名の変更についてで終わりたい。


今年の1月に「PlayStation」に関するサービスの告知が公式であった。

これに伴い、「ソニーエンタテインメントネットワーク」(SEN)上で提供している(中略)各映像・音楽サービスは、(中略)名称をそれぞれ「プレイステーション ビデオ」(PS Video)、「プレイステーション ミュージック」(PS Music)へ変更いたします。

引用は意訳的にかなり中略しているので元記事の参照推奨。

その時の記事がこれ。

この辺り、「今」だけを見ると「へー、変わるんだ」で済む話なんだけど、Vitaのシステムソフトウェアのバージョンアップ履歴を追いかけてきた身としては「あぁ、戻るのね。Vitaは狭間で振り回されたな~」になる。

というのも、過去のバージョンアップ履歴を追いかけてみるとこうなる。

Ver.1.60 (2012/2/8)
PlayStation Network アカウント」の名称を「Sony Entertainment Network アカウント」に変更しました。
Ver.3.00 (2013/11/5)
PlayStation Network」の名称を、「PSN」に変更しました。
Ver.3.50 (2015/3/26)
PSN」の名称を、「PlayStation Network」に変更しました。

Ver.3.00で変更し、約1年と5ヶ月後のVer.3.50で元に戻すという。

この間に大きな方向転換、かじ取りが行われたのは間違いが無く。

PlayStation Network」をわざわざ「PSN」に名前を変更したのは、今後「SEN」に統一していくために "表向きとしての「PlayStation」という名前の表示機会を減らしていく" を目的としていたんだろうと推測できる。その前段階として、PSNアカウントもSENアカウントとそろえると言う動きもあったワケだし。

この、Ver.3.00 と合わせて北米で「PS4」が発売(2013/11/15)。追って2015/11/29に欧州他でも発売。

つまり、この時点ではそういう方向性だったワケで。

だが、PS4の発売の後に市場調査等が行われたんだろう。結果として「PlayStation」というブランドの方が通りが良いと判断されたというか、見直されたのか、その上でこれに関する発表(2015/1/29)があり、やっぱり元に戻すね!というのが今回のVer.3.50で。


ま、妄想ですけど、「振り回されたな~」という印象は事実。


そういうところも含めて、いろいろ見守っていきたい。